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2008年2月12日 (火)

欲ばり過ぎるニッポンの教育(苅谷剛彦+増田ユリヤ)

 PISAの学力調査で、フィンランドが2回連続で世界一になったのは周知の事実だ。しかし、当のフィンランドでは、特別なことを行っているわけではないという認識がある。日本とフィンランドの何が違うのかを浮き彫りにしつつ、日本の教育の問題点を対談形式で明らかにする。

 日本の教育は、ポジティブリストを伸ばしてきたが、伸ばせば伸ばすほど、全てがこなせるわけはないので、やがて破綻を来す。にもかかわらず、教育に人もお金も投資せず、一方で魔法の杖を振るように、相変わらずリストを伸ばし続けている。英語活動の導入も、そうなるだろうという、苅谷氏の警句には、もっともだと頷けることも多い。

 各論で言えば、リストの全ては必要なことだが、全てをこなすことが無理だとしたら、何らかの優先順位を設ける必要があるだろう。

 高校・大学への進学率が諸外国に比べて高いことが、社会の受け皿となって、10代後半の子供たちの犯罪率を下げているといったくだりは、教育社会学者ならではの視点だ。(講談社現代新書)

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