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2008年3月15日 (土)

フラッシュ型教材セミナーin富山

 午前中は、UNIQUE本の校正。修正点を1箇所指摘して送付。

 

Img_0534 13:00~、国際会議場で、フラッシュ型教材活用セミナー。

 昨年6月には、富山県ITセンターでセミナーがあり、今回が富山で2回目の開催だった。全国各地を一巡したあと、どうバージョンアップするのかが楽しみだった。

今回のセミナーで、終始、ベースとなっていたのは、「フラッシュ型教材は活用も制作も、『結局は授業づくり』に帰結する」という思想。

 まずは、冒頭に堀田先生から、セミナーの趣旨説明があった。
「教えるべきことはしっかり教える一方で、新しい時代に対応した力をつけることが学校の役割。この『役割』ということが、これからは重視される。」
という言葉が印象的だった。

 このことが、「教えるべきことをしっかり楽しく身に付けられるのが、フラッシュ型教材の役割である」という話につながった。

 続いて、英検協会から児童英検の概要についてのお話。英語特区で行われている英語活動では、最初は、「意欲関心態度」を身に付けるところからスタートするが、やがては、ある程度のスキルを身に付ける方向に進む」というお話だった。

 楽しむためには、最低限の知識が必要という主張には、とても共感できた。

 また、英語活動を通して何ができるようになったのかも問われるようになる、という話は、当然とはいえ、これまでは見過ごされがちなことだった。

 小学校英語が高学年で35時間実施されるとしたら、評価規準のようなものも考えていく必要がある。児童英検は、評価規準=学習内容の指針としても役立つと思う。
 漢検のように学校ぐるみで児童英検に取り組んだり、それを前提とした学校カリキュラムが考えられたりするとよいと思った。

 そして、英語活動でも、フラッシュ型教材が活躍する余地はたくさんあると思った。

 高橋先生のフラッシュ型教材とはどういうものかという概要説明の後、模擬授業5連発。2分~3分で、3人の先生方がテンポよく進めた。

 そのコンテンツで何を問うか、どの順番で問うか、そもそも何を目的にそのコンテンツを使うかといった目的意識を、教師自身が持つことが大事だと感じた。

 3人の授業からは、そのあたりがとてもよくにじみ出ているので、スライドが進みすぎたりといったことがあっても、楽しみながら目的にあった学びが得られる授業になっていた。

 

 休憩後、シンポジウム。

 フラッシュ型教材の活用場面が、「発音する」「計算する」「対応する物を答える」など
12に分類されているという、平山部長のお話は興味深かった。

 表さんのスライドづくりのコツでは、
「県の形から県名を答えるスライドには縮尺を入れない」といった余分な情報を省くことの大切さに共感。シンプルに作ることで、どこに目を向けるかが焦点化する。

 「フラッシュ型教材の目的」を考えると、多様なコンテンツよりは、単純なコンテンツの方が望ましいのは当然だと思った。

 もちろん、多様な見方を否定するわけではない。ただ、そういうコンテンツは、フラッシュ型ではなく、デジタルコンテンツ教材として、授業で活用すればよいということだ。

 子どもにとって身近なものから知らないことへと、見せる順番があること、1枚のスライドから、たくさんの発問や指示が考えられること、も、とても示唆的だった。

 結局、コンテンツづくりは、それをどう使っていくかという『授業づくり』と密接につながっているという話には、会場の多くの人が頷いていた。

 松橋さんの
「『ニッパー』も『ペンチ』も『ラジオペンチ』も子どもには同じに見えるから、それを区別させるために活用を始めた」
という話も、とても納得だった。

 理科、家庭科など、道具を使う教科では、こういう指導は必須だと思う。全校集会での活用も、取り入れていきたい話だった。

 わたなべさんの校内研のコツの話も参考になった。内容を、
1)ダウンロードして活用する
2)教材を作成し、活用してみる
という2つに分けて実施するという進め方は、来年度取り入れたいと思った。

高橋先生のまとめと堀田先生の総括。同じスライドであっても、難易度は発問によって変わる。それを操るには教師の腕が必要なわけで、そのことが「結局は授業づくり」という
最初の言葉に返るのだと分かったところで、セミナーは終了。短時間だが、とても得した気分のセミナーだった。

本校からは、教員3年目の若手も参加していた。2時間ほどのセミナーだったが、「あっという間だったし、内容が濃いのに分かりやすかった」と感激して帰った様子。

 明日から、少しでも取り組んでくれたらよいなと思う。

 

 登壇された堀田先生、高橋先生、松橋先生、渡辺先生、表先生、どうもお疲れ様でした。

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