実物投影機活用実践セミナー in 大阪
実物投影機活用実践セミナーin大阪。会場は大阪市立住まい情報センター。自分は、パネルディスカッションのパネラーと、ポスターセッション風の体験型展示の発表者となった。
大変素晴らしい会場と熱い聴衆の中で、充実した時間を過ごすことができた。感想を、自他含めた3点から報告する。
1)大勢の前で模擬授業をすること
先日、校内で、全員模擬授業研修を行ったばかりだったので、どのような、時間配分や内容構成で授業を見せられるのかに、関心をもっていた。
影山さんの、たこ焼きでのネタふり、コンパスを「美人」と差す、といった、聴衆を意識した投げかけは、会場を和やいだ雰囲気にしていた。
前半のまとめをして後半という構成、それぞれのパートでの指導内容の明示など、模擬授業のねらいが、3人とも明確だった。その分、ICTにどんな効果があるのか、具体的なイメージで受け止められた。
模擬授業のスキルというのは、子供との授業と違ったスキルが必要だが、子供との授業の構成を考えるように模擬授業を考えることの大切さも感じた。そこを考えようとする人は、授業力も伸ばすことができるのだと感じた。
これからは、模擬授業を取り入れた研修が増えていくと思う。少し先から、その体験がある者として、どういうアドバイスをしたり運営したりできるかという視点で、これからも、参加していきたいと思う。
2)ポスターセッション風実践紹介
朝から、天野先生、宮本先生に手伝っていただいて、立派な屋台が出来上がった。お二人に感謝します。
事前に、準備をしている際に、3人でどのような活用なのかを話し合ってていると、新しい発見があったり、別の見せ方があったりして、その度に驚いていた。
自分の勤務校のテーマが「日常化」なこともあって、教室にあるものでそのままできる実践をメインにした紹介に努めた。
立ち姿を見せる、鉛筆の持ち方を指導する、といった、生活指導的な活用について
関心をもたれた先生が何人もいた。
「これは買ってもらわないとね」と話していた、女性2人組の先生がいたのが、印象的だった。あっという間の30分でした。
3)パネルディスカッション
自分のお題は、「活用を広げる工夫」だった。
本校では全教室に機器が入っている。でも、ただ機器が揃っていても、活用が広がるわけではない。
全員が日常的に使うようになるために、どのような工夫をしてきたのかを明らかにするのが、今日の自分のテーマだった。
画面を写真に撮るという反応が、ときどきあったので、言いたいことは伝わったのではないか、というのが、終わった後の感想。(あとで、送っていただいたアンケート結果を見ると、予想よりもよい評価をいただいたようで安心)
堀田先生からのつっこみで、決して難しい使い方を求めない。そもそも活用することを要求しない。でも、活用せざるを得ない環境をつくっていく。といった、真綿にくるむような(?)情報担当者の振る舞いについても、分かっていただけたのではないかと思う。
今日の発表で、自分の日頃の実践を整理したり、振る舞い方を振り返ったりすることができた。このような貴重な機会をいただいたことを感謝する。
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