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2008年9月

2008年9月29日 (月)

小教研総合部会で堀さんの授業を見た

 午後から小教研10月部会。船峅小6年生堀学級の授業を見た。

 「船峅祭り」に出店するにあたり、何をどのように販売していくかを考える。その過程で、船峅の良さに気付き、地域を大切に思う気持ちを高めていくのが、内容的な落としどころ。

 方法知としては、祭りでの出店を成功させるためのイベント企画力、運営力、それらを成功に導くための情報収集力などの高まりが期待できる。

 1学期から、祭りをどのように迎えるかを検討してきたが、いよいよ本番が近づき、具体的な運営を考える局面が本時だった。

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 前時に、過去に6年生担任(祭りへの出典)経験がある教員に、自分たちの考えをプレゼンテーションし、アドバイスを受けている。その時の感想をシェアするところから本時は始まった。子供たちが、店を成功させるために、真剣に討議する姿が心地よかった。

 

 船峅祭りが成功すれば、もっと大きなイベントに出て、船峅の良さを伝えようとするなど、さらに活動の場が広がるだろう。企画、助言、運営、見直し、さらに大きな企画、助言、運営といった、学習のサイクルを考えて構成しているのがよいと思った。

 それにしても、船峅はのどかでよいところだ。

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 授業後の研修では、ワークショップスタイルで、教師の手だてが、子供たちの学習をどのように促し、どのように力を付けているのかについて検討。誰もが発言して、実りのある時間になった。

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2008年9月28日 (日)

教えて考えさせる授業 小学校(市川伸一・鏑木良夫)

 市川氏が提唱する、教科書に書かれている知識をまず教え、そこから課題を提示して考えさせるという「教えて考えさせる授業」。その具体的な実践事例を紹介した本。

 これまでの学習では教科書指導書を含め、本時の学習内容をまず自己解決させようとしていた。しかし、そうすることで、学習のねらいからはずれたところで議論が起こったり、学習内容に習熟する時間がとれなかったりという問題があった。

 「教えて考えさせる学習」は、適切に指導を行えば、本質的な学習を進めより深めることができると感じた。

活用型学力が育つ授業デザイン(吉崎静夫)

 習得、活用、探究の3つの学力が、わかりやすく整理されていてよかった。

 授業の構成には、技術だけでなく、やはり教師のこれを教えたい、この力を高めたいという思いが必要というくだりは、当然といえば当然だが、いつも意識していきたいところだ。

 新規に教材を開発した実践が主体であるが、これを、教科書を活用した、日常的な実践に置き換えたときの授業デザインに、マッチさせることができればよいなと思った。

あなたの学校でもできるプロジェクタ活用 50の研修場面(堀田龍也・高橋純)

 以前から持っていた本だが、今になってじっくり読み返してみた。(前記事も同じ)

 プロジェクタを教室で日常的に活用するための、研修場面を具体的に示した1冊。時間も示されているので、研修を組み立てる際の目安になる。プロジェクタをどう置くかといった、かゆいところに手が届く内容でいっぱい。

 情報研修を仕組む立場のICT担当者には、必携本。

映せばわかる プロジェクタ活用 50の授業場面(高橋純・堀田龍也)

 プロジェクタを教室に常駐したら、どういう授業場面が想定できるかを、実際の実践事例を通して紹介する本。デジカメ、コンピュータ等の活用もあるものの、ほとんどは、実物投影機を使った実践。

 現在では、セオリーになっている活用のほとんどがこの中に示されている、日常的なICT活用の原典となる1冊。

新任教師のしごと ICT活用の基礎・基本

 先週から今週にかけて、大判の本を読んだ。

 本書は、小学館の教育技術MOOKの1冊。情報教育の目的から、教科学習の情報化、情報モラルの概要と指導など、今、現場で必要とされている知識と具体的な指導法が、イラストと短い文でわかりやすく示されている。

 「新任教師の仕事」とタイトルされているが、ICTにくわしくなりたい全ての教師に大変役立つ本だと思った。

 よくできているなと思ったら、著者は、石原さん@聖徳大。情報モラル関係の記事が、詳細なのにわかりやすく、なによりも「熱い」ことに納得(笑)。

2008年9月26日 (金)

三角形を調べようの1時間目は、教えて考えさせる授業

 10月1日の校内研で、堀田先生、高橋先生の指導を受ける。

 4年生は、算数「三角形を調べよう」の2時間目で、二等辺三角形のかき方を習得する授業。コンパスを使い、かき方の手本を見た上で、スモールステップに分けて、一度全員で順番にかいた後、さらに、各自で書いてみるという手順を踏む。

 

 二等辺三角形をかくためには、それがどういうものかの概念がつかめていなければいけない。単元の1時間目は、教科書にたくさん(13こ)提示された三角形を分類していく中で、正三角形、二等辺三角形の定義を理解し、概念をつかむのが内容だった。

 教科書では、最初に操作活動を行うことになっているが、適当な教材がなかったこともあって、最初は、すぐに挿絵の三角形を分類するところから授業を始めようと思っていた。

 

 しかし、自分が先行実践するにあたり、二等辺三角形がかけるようになる前に、二等辺三角形の定義を、頭の中の概念と結びつけてしっかり理解しておくことが必要で、この1時間目がかなり大事だと気づいた。

 石黒Tとも話し合った結果、教科書に示されている通り、実際に三角形をいくつもつくる体験をしておかないと概念はつかめないと考えた。

 例えば、「3つの辺の長さが等しければ、辺の長さが4cmでも、5cmでも、10cmでも、それは、正三角形である」という概念は、教科書のさし絵を見るだけでは得られないのではないかと考えた。

 

 次の指導要領では、算数的な体験活動が大変重視されていることもあって、三角形の1時間目は、三角形をつくるという操作活動を取り入れることにした。石黒Tにも助けてもらって、古い数え棒を切って、4種類の長さの棒を各班に10本ずつ用意した。

 長さは、5,6,8,10cm。5cm2本と10cm1本では、三角形にならないことも考慮して、長さを設定した。教科書では、6,8,10,12cmとなっているが、同じ理由からだろうと想像した。数え棒がもともと10cmしかないので、教科書と同じにはできなかった。

 

 また、教科書では、辺の長さに目を付けるという条件で、各自で観点を決めて分類しているが、それだと、本時のねらいからはずれた分類をして、いたずらに迷走するだけだと考えた。

 そこで、授業の始めに、二等辺三角形、正三角形の定義を押さえ、それをもとに、様々な三角形をつくる活動を行い、さらに、教科書の挿絵の三角形を分類する、という展開をとった。「教えて考える授業」ということになる。

 

 結果から言うと、この授業は、大変効果的だったと思う。子供の理解が体験を通して深まり、概念として定着し、分類することによってその概念が適切かを確かめられた。

 三角形をつくる活動は、班ごとに行った。何種類できるか考えることで、辺の長さの違う4つの正三角形ができることがわかった。子どもたちの議論は、例えば、二人が同じ3種類の辺を使って三角形をつくった場合、それは、向きが違っても同じ三角形ではないかといった具合に、本時のねらいに沿って起こった。

 子供たちがどんどんわかっていくのが、手に取るようにわかる授業になった。

 

 展開を読み切れておらず、発問や支持がぼけてしまって、1時間では予定分が収まらなかったのが残念だった。しかし、先に教科書に出ている知識をおさえた上で考えることで、本質的な学習を行うことができることを実感できたのは、大きな収穫だった。

 本時を、道下Tが参観した。これで、見られる授業は今年9回目。次の時間は、全校に公開する予定。

道具の移り変わりを体験を通して実感する

 社会科では、道具の移り変わりを学習している。より便利で快適なくらしを目指して、人が様々な工夫をしてきたことや、それぞれの道具が当時の人々にとっては最先端の便利な道具であったことを、調べる活動を通して考えることが目的である。

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 しかし、ただ資料を調べるだけでは、今との違いや、当時の人々の思いを、実感を伴って理解するのは難しい。何か一つでも体験できれば、そこからイメージを広げて考えることができると考え、洗濯板を使う体験をしてみた。

 子供たちが洗ったのは、ハンカチ1枚。それだけでも、想像より大変なことや、家族みんなの洗濯をすることを考えて、当時の洗濯の大変さに思い至った様子だった。

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2008年9月25日 (木)

10月1日授業の検討

 先日の全体研を受けて、授業力部会研修会。各自の授業内容がどのように変わったのかを確認した。

 4年生の算数は、授業者の道下Tの参観のもと、来週、自級で自分が先行して実践を行うことに。前日には、模擬授業で、展開の確認を行う予定。

 5年生理科は、他学級がすでに実践済みということで、展開の確認ののち、当日を迎えることになるだろう。

 部会研修後、1年生国語の事後研。他学級で、実践してみた結果から、展開の方法を検討。1年生段階で説明文を解釈するには、イメージをいかにふくらませるかが大切で、そうして引き出された言葉を共有することで、語彙が豊かになる。

 日常的にそういう授業を展開できることが、教師の技量だが、それは、職人技ではなくて、誰もが実践可能な技術だと思った。

紙ずもう大会が開催された

 イベント係の発案で、紙ずもう大会が開催された。各班で総当たりの予選を行い、各班の1位8名が、トーナメントに参加するという、ワールドカップ方式(?)。

 全員が何度もできるし、代表が決勝に出るので応援できるし、で、たいそう盛り上がった。

 トーナメントの様子は、実物投影機で拡大提示。勝負がわかりやすくて、さらに面白かった。

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2008年9月24日 (水)

新聞係はデジカメで取材

 2学期の新聞係は、「デジタル新聞」を作成することになって、にわかに張り切り始めた。デジカメを持って取材中。休憩時間のドッジボール、教室で飼っている金魚など、写真記事を集めている。

 ドッジボールは、いい動きをとらえたが、人物が小さくなったので、トリミングを依頼されたflair

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 教室に係で使えるノートパソコンを常設することに。できあがりが楽しみだ。

調べ学習が続く

 4年生の学習は、この時期、各教科とも調べ学習の伴う内容が続いている。

 社会では、昔と今の道具の移り変わり。変化を調べる中で、それら道具の変化が、人々のくらしに土曜ような影響を与えてきたのかを考える。

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 国語では、「手と心で読む」をきっかけに、目の不自由な人のくらしや点字について、もうちょっと知りたいことを調べて、原稿にまとめて発表する。学年で相談した結果、原稿をそのまま新聞の記事とすることにした。

 新聞が出来上がったところで、発表メモを作成し、持ち時間一人1分の発表会を行う。ここでの調べる経験や、発表の仕方が、そのまま総合的な学習で同じことを行うときのモデルになる。

 

 わりとざっくり調べてしまったことが、ちょっと心残り。図書館活用指導をどこかでしておくと、さらに、調べる学習が楽しく効率的になることだろう。それと、調べ学習に取り組み始めた中学年の子どもたちには、調べたことと体験を結びつける手だてが必要だとも思う。

2008年9月23日 (火)

野遊びに関連した本

 後半のクラブも、野遊びクラブを担当することになった。前半とは違った活動を入れたり、同じ活動をするにしても、少しは改善したいと考えて、ネタになりそうな本を探してみた。

 小学生にもできるライトなアウトドアの参考書といえば、福音館書店の図鑑シリーズの1冊、「冒険図鑑」。火を熾すという定番の活動から、1枚の布を服にするといったコアな活動まで、イラスト満載で様々に紹介されている。

 タンポポコーヒーと、草木染めあたりが、手軽で楽しめそう。

 農文協から出ている「ふるさとを感じるあそび事典」は、文中心だが、「冒険図鑑」と補完して使うと、いい感じ。

発達障害の子どもたち(杉山登志郎)

 発達障害に関する本はときどき読んでいるが、これまでで一番わかりやすい本だった。

 具体的な事例で示されているばかりでなく、筆者は、大人になったときにその子供がどうなっているかという視点をもち、大人になるまでの治療や養護をどのように進めていくかという観点から、筆を進めている。

 

 発達障害を持つ子供の場合、その保護者もまた、同じ障害を持っていることがある。そういう大人への対応をどうしたらよいのかという点まで示唆しているところは、これまでの本になかったところだ。

 発達障害は、その子その子で実に多種多様だが、だからこそ、早期に診断しそれに即した治療や指導を行っていくことが大切だとわかる。

 

 問題なのは、専門家の不足。そういうことに適切なアドバイスをおくれる人間が、もっともっとたくさん制度として増えていかないと、現場だけの対応には限界がある。

 とはいえ、「くれくれ」ばかり言っていても、何も変わりはしないので、こうしてわれわれ自身も学ばなくてはいけないわけだ。

時代を拓いた教師たち(田中耕治編著)

 ある学習会での課題本。戦後日本の教育に大きな影響を与えた人々の、業績や歴史をコンパクトにまとめている。その数、16人と1校。

 班活動、100マス計算、仮説実験授業、わかる算数という概念を常識化した水道法式など、今や常識化している指導や、現在の教育観に強く影響を及ぼした概念が、どのように生み出されて現代に至っているかが、端的にわかる。

 

 教員として知っておいた方がよい基礎知識がまとまった1冊。若い人がこれからどんどん入ってくる今、自分のバックグラウンドが本当はどこにあるかを知っておいて損はない。

ケータイ世界の子どもたち(藤川大祐)

 夏季の情報モラル研修会に向けた教材研究本の1冊。子どもたちが見ている携帯向けWebサイトの現状やネットいじめなど、今まさに問題になっている具体的事実を明らかにしている。

 これだけ子どもに自由に、しかも携帯のように手軽に持ち歩けるツールで、インターネットを閲覧させている国は日本だけであること。その事実は、世間ではほとんど知られていないことには、相当の危うさを感じる。

 であるからこそ、筆者は、携帯を販売したり、Webサイトを運営したりする企業の責任を強く論じている。子供の将来を憂えるなら、このことは、もっと知られてもよいと思った。

蘭(竹西寛子)

 新書「文章のみがき方」に、名文の例として登場していた表題作が掲載された自選短編集。短いながらも切れのよい作風の小気味よい小品が収録されている。

 竹西氏は、古典学者としての名著も多いらしいが、不勉強ながら今回まで、まったく知らない作家だった。一般には知られていなくても、こうして佳品を残している人は、世の中にたくさんいるのだろう。

2008年9月22日 (月)

資料本の修正点の確認

 放課後は、授業力向上部会で集まって、資料本の表記上の統一と内容の修正点について確認。

 表記については、教科名に「科」をつけないこと、単元名をしっかり記述することで、共通理解。内容については、見出しと小見出しとの整合性、見出しと本文との整合性について、再度各自で整合させることを確認した。

 週末には修正したものが集まる予定。

 

 公開研申込みページに、学校Webの表紙からすぐに入れるように、リンクをつくる。6年生が、明後日から宿泊学習に出るが、リアルタイム更新ができるように、設定を変更。

 電脳通信11号発行。今回は、実物投影機活用セミナーin東京の模様を紹介。

様々な緑をつくった経験を活かして彩色する

 前回の図工を受けて、ヘチマを描く作品に、彩色した。道具の配置や、水の使い方も、前回の指導を受けて、上手になった子供が多くなった。

 色の三原色をうまく使い、ヘチマの丸くてすっとした感じを表現できる子供が増えてきた。花の色にも黄緑やくすんだ黄色を使って、立体的に表現する子供も出てきて、前回の学習の成果を生かしていた。

 しかし、一方で、いきなり緑と黄緑のチューブから出した色だけ使おうとしたり、パレット上で混色する際に、大きな部屋で大量に混ぜようとする子供もいた。本時のスタートに当たって、色の使い方とパレットの使い方とのつながりなど、前時の内容について、もう少し丁寧な確認が必要だったと思う。

 基礎基本と活用をつなぐための、適切な指示や発問をどうするかは、これからも考えていく必要がある。

2008年9月21日 (日)

学力低下と新指導要領(西村和雄編)

 初版が2001年なので、ここでいう新指導要領は、現行指導要領。学力低下論争がかまびすしかった当時、学力低下を憂えていた筆者らが、内容を削減した結果どういうことが起こるかを予想した1冊。

 今となってみれば、予想通りになってしまったところも多いが、一方で、学びからの逃走と呼ばれる学習意欲の減退、総合的な学習のような探究的な学習の重要性、軽度発達障害児童の存在の明確化など、問題は複合化しているわけで、一元的な考え方だけで、批判することはできないのも確かだと思う。

検証・地方分権化時代の教育改革 教育改革を評価する―犬山市教育委員会の挑戦(苅谷剛彦ほか)

 岩波ブックレット。全国にあって、独自の教育改革を進める犬山市の改革の成果を評価している。その取り組みは、とても戦略的。

 授業改善の柱になっているのは、「学び合い」。このあいまいな授業を、言葉にのせて質問することで、教師の具体的な指導上の働きかけを明らかにしている。

野口流授業の作法 (野口芳宏)

 作法とは、「正しい法式」。誰もが基礎的に身につけておかなければならない行動、動作の規範といった意味で、本書は名付けられている。指導法ではなく、作法。心構えから、具体的な所作まで、一流に学ぶことは多い。

 初心を大切に、常に、自分を高めていく気持ちを持たなきゃ。教室でも、例えば、テストの時の動きや、忘れ物をしたときの動きなどは、作法として位置づけておくとよいかも。

ぐんぐん伸びる学力のつくノート指導のコツ(佐藤正寿)

 ノート指導だけで、1冊の本を書いてしまう佐藤さんは、やっぱりすごい人だ。

 自級でもかなり心がけてきたが、まだまだ足りない。明日から、さっそく鍛えよう。

考える技術・書く技術(板坂 元)

 今から35年も前の著作だが、時代を越えて読み手を引きつける文章を書く上での留意点を教えてくれる。

 学生の頃「Men's Club」に連載されていたエッセイが洒脱で、毎号楽しみしていた。ケンブリッジ大、ハーバード大など、海外での教官経験もさることながら、文房具へのこだわりなど、暮らしぶり自体が粋だった。

 本書にも、マドラス・ジャケットが流行した顛末が書かれていて、ニヤリとしてしまった。本質も楽しめながら、周辺のストーリーもまた印象的なのが、本書の魅力的だと思う。

読書の秋

 昨日から今日にかけて、雑誌から何から、たくさん本を読んだ。

 公開研資料本の参考に買い込んだ、旅行雑誌を改めて読んだ。「旅の手帖」は、青春18きっぷ特集。普通列車を利用するだけでも、ずいぶん乗りでのあるコースをとれるものだ。

 「おとなのいい旅」には、名湯が満載。いつか行ってみたいものだ。たまには、たゆたうような汽車の旅もよいかも。旅心をゆさぶられた。

2008年9月20日 (土)

できる教師のすごい習慣(山中伸之)

 筆者には、「『聴解力』を鍛える三段階指導」という著作がある。それがとても納得の内容だったので、こっちの本も買ってみた。

 中谷彰宏のビジネス書のように、見開きで一つの項目を示しながら、忙しい仕事を整理し、効率化して、自分の時間を生み出す様々なノウハウが提供されている。実用的で、なおかつ納得できることの多い1冊だった。

 若い人に勧めたい内容が満載。のみならず、自分にも活かせるところ、戒めたいなと思うことがいくつもあった。例えば、こんな感じ。

  • テストは数カ所で集める。
  • テストが終わった子から採点する。でも、一度に一人しか席を立たない。
  • 帰宅時刻を先に設定する。
  • まず一つの仕事を、少しでもいいからやる。
  • 打ち合わせメモは大きく書いて、そのまま黒板に貼る。
  • 自己採点力を採点する。
  • 自習の作法を指導する。

 

本家のWebページを更新

 久しぶりに、Webページ「総合的な学習の時間と情報教育」を更新。といっても、表紙とこれまでの研究歴のページだけだけれど。

2008年9月19日 (金)

9月の情報研究会

 富山情報研9月例会。宮﨑さんの修論進捗状況、此川さんの国語的プレゼン実践研究、康之さんの高岡市教育センター所報分析、國香さんの要請訪問での研修方法の検討といった感じで、量は少ないがあいかわらず密度の濃い発表だった。

 自分も、公開研に向けての進捗状況を報告。

 研修の持ち方は、グループ討論後発表というスタイルがすっかり定着し、かかる時間も、1実践につき授業者の解説が10分、検討3分、発表が1グループあたり1分ずつと、かなりコンパクト化している。そうなるに至った足跡を、簡単に話した。

 

 11月の富山情報研は、29日(土)の午前。本校公開研の翌日に開催する。公開研当日には時間がなくてお知らせすることのできない、本校研究の舞台裏について、そこではお話しすることができると思う。

 本校公開研に参加の方で、「翌日まで富山にいるから、ついでに富山情報研に参加したいな」と思われる方は、どうぞお知らせください。

資料本の内容を確認・検討した

 放課後は、学習発表会のダンスを検討。動きがだいたい固まった。気持ちのよい汗をかいた。覚えて真剣にやると、かなりのエクササイズになりそう。

 石黒研究主任、中井授業力向上部会長と、資料本の検討。授業実践紹介ページは全原稿が出そろったので、内容に矛盾があるもの、表現の不一致等を確認した。内容や文章表現にかかわるところは、一旦各自に戻し、修正後、管理職に起案することになった。

 富山情報研のため、18:20退勤。

たくさんの緑をつくる(図画工作)

 図画工作で、「○○で△△なへちま」と題した絵画作品をかいている。ただ、「大きな」とか、「太い」とかではなく、「今にも落ちそうなほど重い」「象の足みたいに太い」といった具合に、具体的にイメージしてヘチマを描く。

 葉もヘチマも緑色。どれだけ多くの緑を作れるかが、大事なところだが、何も言わないでいると、子供たちは、水彩絵の具の緑や黄緑をそのまま使う。

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 昨年度は、図工は出張授業だった。今のクラスで自分が水彩の使い方をしっかり確かめていなかったことに、はたと気づいた。そこで、色のレパートリーを増やすために、色の三原色を使って、緑色を中心に、様々な色を作る学習をしてみた。

 今回参考にしたのは、前田さん@熊本のかいた「前田式絵画指導の基礎基本」。10年ぐらい前の前田学級での、1年間の絵画指導をまとめている。

 

 最初に、道具のそろい具合と置き方を確認。

 次に、水入れの確認。いくつかに分かれた部屋を、洗う部屋(下水の水)、すすぐ部屋(洗濯の水)、絵の具をとく部屋(水道の水)と必ず分けて使うことを、再確認した。筆についた水は、その都度、スポンジや水彩用ぞうきんで拭き取らせる。

 続いて、色の三原色と白だけを、豆粒サイズでパレットに出させた。2色ずつ色を混ぜていくこと、パレットには500円玉サイズで色を広げること、弱い色をとる前にはその都度筆を洗うこと、筆は色を塗るのではなく、色をおくように使うことなどを、次々と指導。

 ここまでの指導でも、実物投影機は大活躍。説明に時間がかからない分、作業が進む。いくつかの色を、全体で一緒に作って彩色した後は、「2色だけ使う」ことを条件に、様々な色を作って彩色した。

 指示の甘いところもあったが、教師の見本、ステップに分けて確認、各自で実践・習熟という展開が、今回もだいたい当てはまった。

 

 この本には、ほかに、グローブを描く習作、マグリットやダリの世界観を取り入れた作品制作など、魅力的な単元が満載。あいにくこの本は、絶版のようだが、パート2は購入できるようだ。

2008年9月18日 (木)

シニアシミュレーションを体験した

 総合では、シニア・シミュレーション(高齢者疑似体験)」を行った。今週と来週の2回にわたって、4年生全員が体験を行う。

 人間は誰もが歳をとる。視力や聴力が弱くなったり、体が思うように動かなくなったりという姿に、多かれ少なかれ、誰もが必ずそうなる。そうなったときのくらしを考えるのが、今回の体験の目的だった。

 

 手足や背中におもりや装具をつけ、緑内障のような状態に見えるゴーグルをはめて、バッグと杖を手に、体育館に設営されたコースを一巡する。

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 コースは、ステージに上る階段、悪路や小さな段差を想定したマット、ペットボトルからコップに水を注ぐコーナー、碁石を箸でつまんで別の皿に移すコーナーなどが設けられ、様々な生活上の体験ができるようになっている。

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 この学習プログラムを実施しているのは、日本海ガス。社会貢献事業の一環として実施しているようだが、内容がよく考えられていて、福祉をテーマにした総合的な学習の追究のきっかけにするには、最適な体験活動になっている。

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 体験するだけでは、総合的な活動ではないので、この体験を学習へと結びつけていくのが、カリキュラムであり教師の腕でもある。

 

 本日は、活動後、ワークシートに感じたことを記入して終了。次回は、感じたことを話し合った上で、身の回りのバリアフリーは、これらの人に本当に役立っているのかを考える。スタートとしては上々だと思う。

野遊びクラブのストーンペインティング

 今年度のクラブは、野遊びクラブを担当している。火起こし体験(これは、点火せずで残念)、薪に火を付けて(これは、マッチで点火)焼きマシュマロ体験、葉の形のこすりだしといった、45分間でできる、ちょっぴりアウトドアっぽい活動を毎回行っている。

 クラブは、前期と後期で交代するが、最後の活動は、ストーンペインティングを行った。

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 道ばたや庭先で拾った面白い形をした石に水彩で絵をかいたアート作品を制作した。作品を、今日、学校Web上に公開した。

その1

その2

その3

その4

その5

その6

 自分は、情報教育系のことだけではなく、こういうこともするのだということで(笑)。

2008年9月17日 (水)

車椅子体験をした

 今年度の4年生の総合のテーマは、「くらしに役立つバリアフリー」。身の回りにある、様々なバリアフリーの工夫が、本当に役立つものになっているかを検討する過程で、自分たちにできることは何かを考えることができればよいと考えている。

 能力としては、身の回りからバリアフリーにかんする情報を収集する力、調べたことを整理して友達に伝えるために表現する力など、昨年度から付けてきている力の強化をねらっている。

 

 身の回りのバリアフリーについて調べるためには、本当にそれらが役に立っているのだろうかという、問題意識が必要である。でも、ただ、「役に立っているか調べよう」と言うだけでは、子供たちが問題意識を持つはずがない。

 特に、中学年の子供たちが、問題を実感し、それを追求の意欲へとつなげるためには、そういう問題を引き出す体験をすることが適切であると考えている。

 

 今日は、その体験の第2回。前回は、目の不自由な人のくらしを体験したが、今度は、足の不自由なひとのくらしを体験してみた。

 視聴覚室にコースを設けて、全員が、車椅子の体験をしてみる。コースには、踏み切り板を利用したスロープ、マットを利用した凸凹道、椅子とパイロンを使った歩道上の自転車のはみ出し、などの障害を設定した。

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 曲がることはおろか、進むことさえままならない子供もおり、車椅子で進むことの大変さをかなり実感できたようだった。

 介助役も務めたが、スロープでは、二人力を合わせてもなかなか進まず、介助の苦労も味わうことができた。

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 活動後の話し合いでは、「車椅子に乗るのは、楽でいいと思っていたが、実際にはかなりの力が必要で、全然楽ではない」という意見が多く聞かれた。一度きりの活動は、実は結構楽しいのであるが、これが、毎日となると、楽しいと入っていられないというのが、大勢の意見だった。

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 身の回りで体の弱い人は、身障者ばかりではない。お年寄りや小さな子供など、社会的に弱者と考えられている人は、実は身の回りにもかなりいる。

 次回は、そういう人たちの体験をしてみることになって、授業は終了。

2008年9月16日 (火)

アイマスク体験のまとめ

 総合的な学習では、アイマスク体験したことのまとめ。感じたことや思ったことを出し合い、目の不自由な人のくらしをどう思うか、を話し合った。

 終礼後は、研究推進委員会。指導案の記述について検討。

2008年9月14日 (日)

風立ちぬを大瀧詠一が歌う

 「青い珊瑚礁」が、リアルタイムだった自分。高校のブラスバンドでは、松田聖子を何曲も演奏した。単に流行っていたからではなくて、ライターが充実していて、曲自体のクオリティが高かったからだ。

 中でも、「風立ちぬ」は、あの名作「A LONG VACATION」がロングセラーを続けていた大瀧詠一が手がけた名曲だった。ガチガチアイドル曲から、しっとりした曲調へと大きく印象を変え、このあとのユーミン作品へと続いていく。

 

 この歌を、大瀧詠一自身が歌っている音源を、You Tubeで見つけた。ライブ音源のようだが、本人も言っているように、これ以外の音源は2度と生まれないだろう。

 こんな稀少な音源が手に入る。情報化社会の幸せを感じた。

2008年9月13日 (土)

実物投影機活用実践セミナー in 東京

 日本教育工学振興会が主催する、実物投影機活用セミナーin東京 に参加した。運営は、エルモ社。前回大阪はパネルに登壇だったが、今回は、一参加者だった。

 3時間のセミナーは、模擬授業、ポスターセッション風体験展示、パネルディスカッション、講演といった展開で行われた。

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 模擬授業は、神林さん@札幌屯田南小の英語活動(外来語と英語)、田村さん@松戸馬橋小の算数(6年立体)、金さん@米沢南原中の書写(行書)の3本立て。それぞれ8分で実践を行った。

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 テンポのよい展開は心地よいが、それを支えるのは、授業者の確かな授業力。この時間で何をねらっているか、ねらいを達成するためのICTの効果は何か、さらに、それを楽しみながら習得するにはどうするか、といったことがよく構想された模擬授業だった。

 

 パネルディスカッションは、わたしはこんな風に使っている(日常の活用)、ちょっとした活用の工夫(より使いやすくするための環境の工夫)、校内に広める工夫、の3つの視点から、3人の先生の発表があり、高橋先生@富山大が、それらの活用の意味づけを、データを示しながら行った。

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 廣政さん@東京原町小は、日々の活用を写真と短いコメントで淡々と語り続けた。10分の発表が、それだけで成立するくらい、日頃からよく使い倒しているということ。かつては、ICTを活用することはないと自認していたという廣政先生が、今は、実物投影機のない授業は考えられないという姿が、とても印象的だった。

 石井さん@八戸根城小は、気がついてしまえば当然なんだけれど、なかなか気づけないちょっとした工夫をいくつも紹介して、会場の納得を誘っていた。中井さん@三重大教育学部附属小の校内に広げる工夫は、ICT活用にアウエイな雰囲気の残る職場での振る舞い方を、具体的事例を基に示していた。

 いずれも、実践に裏打ちされている、説得力のある内容だった。それに、追い打ちをかけたのが、高橋先生の報告。いつもより一段とどっきりさせる展開で、会場を引きつけていた。ICTを包丁に例え、包丁が危険なことは自明だし、悪い点をいくらあげつらっても料理の腕はよくならないのだから、それよりは、料理の腕を磨いた方がよい、というたとえ話に、誰もが納得していた。

 

 最後に堀田龍也先生が、ICT活用を実物投影機から始めることの意味を、講演で分かりやすくまとめた。

「実物投影機は、うまい先生のうまいところを拡大してため息をつかせる。逆に、うまくない先生はうまくないところが伝わる。従って、実物投影機が来たらすぐによい授業になる分けではない。
 ワープロソフトがバージョンアップしても、文章がうまくなるわけではないのと同じ。結局は、先生が授業の腕をどう磨くかにかかっている。」

 

「これまでのICT活用は、授業ではなく道具がすごくなっているだけで、明日すぐできるわけではない実践が多かった。一部のマニアックな実践が、マイナスオーラを発していた。

 教師は忙しい。準備に時間がかからない、苦手な先生でもできる、子どもが分かる、そういうICT活用を願っている。本当に必要なことに貴重な時間を使いたいと思っている。

 多くの教師は、子供たちに分かるようにできるようになってほしいと考えて授業をしている。その『分かる、できる』を実現するのが、実物投影機、プロジェクタ。毎日の授業を変えないICTは広く普及しない。」  

 大事なポイントのぎっしり詰まった講演だった。 

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 途中の、ポスターセッション風体験展示では、発表した6人の先生が、6つ設けられたブースの一つを担当し、教科書、プリントや、分度器等の様々な実物を駆使して、実践の仕方を紹介していた。

Img_9173 紙版画

Img_9190 みのむし

 紙版画の指導での活用、天気の衛星写真を使ったパラパラ漫画風の見せ方など、教師の数だけアイディアがあるのだなと、改めて思った。

 

 授業を体験し、活用を体験的かつ具体的に知り、さらに、様々な事例紹介を受け、さらに理論的にも意味づけていくという、とても内容の濃い、充実した、それでいて、納得のできる分かりやすいセミナーだった。東京ということもあって、会場には、文部科学省初等中等局の方も参加され、高い関心を示されていた。

 講演の途中には、本校の校内研での様子が随所に登場して、会場の人々を納得させていた感じ。講演の最後に、先日の日経新聞の記事と本校の公開研の紹介もあった。こうして、講演を通して参加を決める人も少なからずいるのは、現在までの申込者の所属を見れば予想がつく。

  

  実物投影機の活用は、教員のICTに対する苦手意識を確実に解消する。教師の従来の授業スタイルにしっとりとけ込んでいくが、それが、いつの間にか授業のスタイルを変えてしまっている。その上、他のメディアの活用に対しても、スタートラインが高くなっている分、抵抗感なく取り組める。

 従来の実物投影機では、ここまでドラスティックな変化を呼ぶことはなかったかもしれない。しかし、富山市が全小学校の全教室に配付した、エルモ社のL-1n「みエルモん」は、その性能の高さと操作性の簡易さが見事にマッチして、授業への活用に大変な効果を及ぼすこととなった。

 

 本校の公開研の主旨も、まさに、日常的なICT活用。特別な単元を構成したりせず、日々の授業そのままの中に実物投影機を取り入れたときに、どのような実践ができるかについて、些少ながら提案する。多少なりとも、イメージを持っていただくことができたなら、幸いである。

2008年9月12日 (金)

三重大会論文

 教育工学協議会三重大会の論文を投稿した。いつもお世話になっている中村武弘先生のお膝元での協議会。参加せずにはいられない。間に合って、よかった。

 昨年度のNHKとの先導的教育情報化推進プロジェクトの成果をまとめたため、全国的な大会では初めて高橋先生と二人の連名になった。教科学習での体験活動と番組視聴を交互に取り入れた実践で伸びた児童の能力について報告する。

 公開研の1週間前。松阪牛でも食べて勢いをつけてこようgood

10月1日研修会の事前全体研修会

 10月1日の校内研授業に関する全体研修会。ワークショップぽい仕掛けで、密度の濃い研修になった。

 会議室内には、実物投影機とプロジェクタを設置。テーブルは、3つの島に分け、低中高の3つのグループに、7年生が所属するという形式での研修だった。

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 当日の授業は、1年国語(トラックのしくみとつくりを読み取る)、4年算数(二等辺三角形をかく)、5年理科(顕微鏡が使えるようになる)、の3つ。この日は、それぞれ模擬授業風に、10分以内で説明を行い、3分間グループ討議後、各グループ1分間以内で検討事項を話し合う、といった流れを3セット繰り返すという研修になった。

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 石黒Tを中心に、10月1日の概要を討議した15分間を含め、わずか1時間ほどの研修だったが、短いながらも内容の詰まった、それでいて、楽しく取り組める研修会だった。授業に対する全体研をこういう形で行うのは、初めてだったが、皆さん違和感なく取り組んでいたのが印象的だった。

 

 途中に、杉田校長より、読解トレーニングの効果と方法についてのミニ講義が入ったり、デジタル教科書と実物投影機での提示との比較についての話題が出たりと、研究の根幹に触れる話題も出てよかった。

 グループ討議を取り入れた研修は、昨年度来、教育の情報化研修でずっと繰り返してきた。模擬授業っぽく内容を検討することは、この夏休み末の全員研修で、すっかり慣れっこになったし、具体的に分かることも理解された。

 

 研究推進委員会で、このような形式で行うことを提案したときには、皆さんすんなりと受け入れられた。どういうスタイルの研修になるか、すぐにイメージできたからだと思う。これまで、布石として埋め込んできたことが、効果を発揮し始めていることを感じた。

 学校Webに石黒さんの書いたの記事も出ている。こちらから。

2008年9月10日 (水)

日本海ガスと打ち合わせ

 放課後、日本海ガス来校。シニアシミュレーションの打ち合わせ。総合的な学習の一貫として、来週と再来週、各学級2時間ずつかけて、4年生全員が体験を行う。(子供たちにはまだ知らせていないので、保護者の方は、胸の内に話をとどめておいてください。)

 ただ体験するだけでは、総合的な学習としての意味はあまりない。今現在までと、これからの流れについては、おいおい、ここでまとめておきたい。

 

 続いて、研究推進委員会に遅れて参加。10月1日の堀田先生、高橋先生来校時の日程検討。公開研への申込み状況を報告。

 受付開始からわずか3日で約50名の申込みがあった。この勢いだと、1か月で、定員500名。学校ぐるみでの参加の意向もいくつか聞いており、500という数が、結構現実味を帯びてきた。申し込まれる方はお早めに。

2008年9月 9日 (火)

高橋研究室訪問

 退勤後は、高橋研究室で、過去論文の検索。

 学校放送と教科における体験活動をつなぐ効果を検討した論文を探すが、めあてのものには、なかなか巡り会えず。放送番組と総合的な学習での体験活動との関連を示す論文はいくつもあった(自分も書いている)。また、NHK番組サイトの複数のコンテンツが、教科学習に果たす効果や、デジタルコンテンツと書籍資料との比較を行った論文もあった。

 しかし、教科学習での体験活動と、学校放送番組とのつながりを示す論文は、見られなかった。このあたりを新規性と見なすことに。

 NHKとの先導的プロジェクトの今後の展開について、少しばかり相談。

2008年9月 8日 (月)

アイマスク体験と10月1日全体研授業の検討

 3,4限の総合は、バリアフリーの導入。国語「手と心で読む」を受けて、目の不自由な人のくらしを想像した後、アイマスクを付け、実際に目が見えないと、どんな感じがするかを体験してみた。

 想像以上に、目が見えないまま歩くことには、恐怖を感じた様子。目が不自由な人の暮らしぶりを、少しだけ想像できた様子。次時に、どのようなことを感じたのか話し合う。

 3限を、教育実習生が参観。大津賀さんが3限前半(想像して話し合っているところ)をビデオ撮りし、後半(活動の前半部分)を参観していった。

 

 放課後は、公開研究会の参加申込み受付の案内、申込み要領Web等のアップ。15:00公開ながら、2時間後には、早くも10件以上の申込みがあった。

 

 10月1日に行う全体研授業(堀田先生、高橋先生も来校)の事前研。4年算数と5年理科を検討。授業での指導内容を分解し、ステップ化してみた。流れはすっきりした。

 実際に子どもがどのような反応を示すかは、模擬授業を行えば、予想がつくだろう。

 今日の話し合いの中で、習得型授業の指導法のスタンダードな型が見えてきた気がする。

 

 子供たちの書く力が落ちてきているので、今学期は、毎日日記を書くことにした。ノートを朝集めて、帰りには返す。すき間時間を見つけては寸暇を惜しんでコメントを書いている。

 というわけで、今日は、日中はメールになかなか対応できなかったのです。(と、言い訳しておこう。coldsweats01

日経に本校の取り組みが掲載された

 本校の取り組みが、杉田校長の寄稿により、8日(月)付け日本経済新聞の教育欄に掲載された。

 ICT活用の必要性と、それに向けた本校の取り組みについて、紙面の大きな部分を占めて掲載されている。

 杉田校長は、「日本の学校教育にICTの本格的な普及を図るには、まず、全国の全ての学級に実物投影機とプロジェクタを配置することが先決だろう。関係機関の決断と着実な実行を期待したい。」と結んでいる。

 経済界に少なからぬ読者を持つ日経が、この記事を載せたことには、大きな意味とインパクトがある。本校の研究は、教育界以外からも、注目を浴びることになるかもしれない。

山室中部小公開研の申込み受付開始

 11月28日(金)に、本校にて開催する公開研究会の参加申込み受付が、本日よりスタートした。市内各校には、文書での開催要項も郵送した。

 

 研究テーマは、「日常の授業における基礎的な学力向上のためのICT活用指導法の開発」。

 本校では、松下教育財団の研究助成を受け、メディア教育開発センターの堀田龍也先生、富山大学人間発達科学部の高橋純先生のもと、実物投影機、プロジェクタの日常的な活用による、子供たちにとってよりわかる授業を行うための指導について、研究を進めてきた。

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 公開研では、本校が取り組み始めたことを些少ながら提案させていただきたいと思っている。

 

 授業の後は、本校の杉田久信校長とも親交のある陰山英男先生(立命館小学校副校長)に、基調講演をいただくほか、パネルディスカッションにも登壇いただく。

 コーディネータは、堀田先生、パネラーは、陰山先生、高橋先生、杉田校長といった、豪華な顔ぶれでのパネルディスカッションになる。

 

 公開研開催要項は、以下にある(PDFファイルです。)

 http://www.tym.ed.jp/sc112/2008/entry/2ji-1.pdf

 http://www.tym.ed.jp/sc112/2008/entry/2ji-2.pdf

 

 申込み要領は、以下のWebにおいてある。

 http://www.tym.ed.jp/sc112/2008/entry/entry.html

 

 会場の都合により、500名で受付を締めきる予定。参加される方は、お早めにお申し込みください。

学校裏サイト 進化するネットいじめ(渋井哲也)

 情報モラル研の教材研究のために読んだ本の1冊。学校裏サイトの現状、そこで行われているいじめへの対策がどのようにとられているか、子どもがネットに引かれる理由と、大きく3つに分けて構成されている。

 他の先進諸国と比較して、日本だけが子どもの携帯でのネット利用を野放しにしていること、子供たちのコミュニティサイトをもつ企業が、陰の利用に対して無頓着なことを憂えている。

 これまでのいじめよりもより甚だしく、逃れられない状況を生むというネットいじめの問題の根深さが、この本を読むとよく理解できる。

2008年9月 7日 (日)

ネット犯罪から子どもを守る(唯野 司)

 夏季休業中に富山市教育センターで行われた、情報モラル研修のために読んだ1冊。市の講師は数年ぶりだったので、準備してから臨んだ。

 2004年に佐世保で起きた事件の背景・原因や、これまでの事件との違いなどを紐解く。2006年6月出版の本だが、当時の子どもを取り巻く環境は、現在では継続するか、さらに甚だしくなっている。

 現在の状況を認識する上での基本書として、大変有用な本だった。(MYCOM新書:毎日コミュニケーション)

40代には40代のいつかきっとがある

 午前中は、学習発表会の教材研究。youtubeでチアダンスの動画を見た。ゴリエ選手権に出ていた子供たちのあまりのひたむきさに、目頭が熱くなった。

 ついでに思い立って、80年代音楽の映像を探していたら、小田和正のライブに佐野元春が登場して、「SOMEDAY」を共演している映像があった。

 白髪具合からするとsweat01最近の音楽番組の様子。歌う前の佐野元春のメッセージ。

「いつかきっとと思う心を歌にした。20代には20代の、30代には30代の、40代には40代のいつかきっとがある・・・。」

いつかきっとのその先は何だろう。なぜかまた、目頭が熱くなった。

 午後は、100均で、アイマスク、B5用スタッキングバスケット等の購入。

Blog再開

 しばらくさぼっていたけれど、ぼちぼちとsnail

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