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2008年10月12日 (日)

日本教育工学会2日目

 上越教育大での日本教育工学会の2日目。午前中は、一般研究とポスターセッション。自分が見たのは、以下の通り。


fullmoon2a-A105-01
情報モラル教材の構造と機能に関する検討
石原 一彦(岐阜聖徳学園大学), 杉本 圭優(富山短期大学), 堀田 龍也(メディア教育開発センター)

 ネットモラル教材はこれまで、暗転型教材(問題が明らかになったところで終わり、その問題を授業で解決する教材)が多く、積極的な活用をくじくという指摘に納得。

 問題提起するだけでなく、それを活用することのメリットも合わせて考えられる二面性のある振り子型教材を開発しているとのこと。

 何よりも、久しぶりに石原節を聞けて、うれしかった。

 

fullmoon2a-A206-02
ICTを活用した授業における集中状態に関する研究
小学校の社会科の実践授業を事例に分析して
野口 聡, 成瀬 浩, 黒上 晴夫(関西大学)

 ICTでデジタルコンテンツを視聴することによって、学力低位の児童は、集中力を増すことがデータとして示されている。高位の児童は、視聴の有無にかかわらず集中力は変わらない。

 このことから、デジタルコンテンツの視聴は、低位の児童に効くことが示されているのだが、一方、視聴後の集中力は視聴前よりも落ちているということも示されている。

 視聴後の集中は、教師の投げかけにも左右されるので、そういうファクターを取り除いて、主張したいことをすっきりさせるとよいと思った。

 

fullmoon2a-B201-05
校内研修を機能させるための担当者向け研修の設計とその実践
中村 武弘(三重県教育委員会), 永野 和男(聖心女子大学)

P1010494

 情報化を進める校内リーダを対象に研修の仕方を研修するという視点は、とても大事。自分の勤務する市でも、そういう研修が行われるとよいと思った。

 

fullmoon2a-C103-06
「書く力」を育むための教師の手だてを探る
 -大村はまと熟達教師の取り組みを通して-
南 和美, 村川 雅弘(鳴門教育大学)

 大村実践から取り出せる具体的な支援が何だったのか、もう少し詳しく聞いてみたかった。


 発表の合間には、ポスターセッションの会場をのぞいてい見た。ここどは、発表者と丁々発止でやりとりできるのが面白かった。

 

fullmoonP2a-C202-04
ICT活用授業による学力向上の効果に関する検証(2)
豊田 充崇(和歌山大学), 野中 陽一(横浜国立大学)

 ICTは使いこなせるけど、授業力が十分とは言えない若手教員と、授業力はあるがICT活用に自身のないベテラン教員との、ICT活用の仕方とその効果を分析していた。

 ICTはたしかに授業を分かりやすくするが、見せただけで分からせたつもりになるという、弊害も招きかねない。その点に留意することが大事だ、ということが分かる研究だった。

 

fullmoonP2a-C202-05
教科書準拠の提示用デジタルコンテンツを利用した授業の特徴
○高橋 純(富山大学), 堀田 龍也(メディア教育開発センター), 青木 栄太, 森下 誠太, 山田 智之(内田洋行), 吉田 茂喜, 江山 永(インフォザイン), 井口 紗希子, 吉川 亜衣(富山大学)

P1010482

 自分もかかわった実践の研究。データ化されているのを見るのは、恥ずかしいことだ(^_^;)。

 

fullmoonP2a-C202-32
普通教室のICT環境における日本型モデルの検討
野中 陽一(横浜国立大学), 堀田 龍也(メディア教育開発センター), 石塚 丈晴(静岡大学), 高橋 純(富山大学), 青木 栄太, 山田 智之(内田洋行)

 先日、ネットで依頼のあったアンケートの結果が、早くも学会に登場。

 天吊りで左右にスライドできる短焦点型の液晶プロジェクタがあれば、今のように、給食時間毎に片付ける必要がなくて大変ありがたいと思う。次回の機器更新時には、是非検討していただきたいものだ。


 廊下でディスカッションなどもしたりしている内に、午前はあっという間に終了。

 工学会は、さまざまなタイプの発表があるのだけれど、どうしても実践寄り、現場寄りの発表に惹かれてしまうのであった。

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