卒業を祝う会食をプロデュース&次年度の研究の検討
給食時に卒業を祝う会食。4年生の半分が6年教室へ行き、6年生の半分に4年教室へ来てもらって、それぞれの教室で会食した。
会食の企画と運営は、4年生が行った。4年生児童にとっては、ほかの学年の人と一緒のイベントを運営するのは、初めての体験だった。
司会、はじめ・終わりの言葉、○×クイズ、飾り・プログラム制作など、担当を決めて、プロジェクトベースで準備を進めてきた。6年生のみなさんに楽しんでもらえるように精一杯考えた。2限には、リハーサルも行った。イベントプロデュース力は、高学年になる子供たちには、とっても大切な能力だ。
会食の最後には、「思い出フォトしおり」をプレゼントした。6年生の皆さんは、大変喜んでくれた様子だった。
4年生の子供たちは、はじめは緊張した様子だったが、楽しんでいる6年生の姿に、満足感と自信が得られたように思う。
4年生にとってのこの時期は、5年生の0学期として、学校を動かすとはどういうことかに、目を配り始める時期に当たる。卒業式も、ただ、参加するわけではない。6年生がどういう姿で卒業し、それを5年生がどうサポートしているかを見ておくことで、自分たちの来年度の振る舞いを学ぶことが目的にある。
そして、そういう時期に当たることを、担任がしっかり意識して指導するかどうかで、次年度以降の子供たちの成長は変わってくる。今は、種をまく時期なのだと思う。
クラブ活動最終回。聴診器で木の音、大地の音を聞く。
実際に、水を吸い上げる音が聞こえるわけではないけれど、普段聞き慣れない風の音、足音が大きく聞こえることに、神秘さを感じたのは6年生。発達段階によって、反応の違う活動だった。
放課後は、研修会。先日の研究推進委員会の後、企画会議を経た素案を基に、次年度の研究体制について検討。3月末までには、さらに具体化したものにしていくことになるだろう。
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