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2009年9月

2009年9月27日 (日)

公開研究会の申し込みはもうすぐ

 ここ数日、いろいろな方からメールをいただくようになった。みなさん、やきもきさせて申し訳ない。

 山室中部小の今年度の公開研は、11月13日(金)の午後。今月中に2次案内を公開し、受け付けを開始する予定。

 もうしばらくお待ちください。受付が始まり次第、さまざまな手段を駆使してお知らせします。

必備!理科の定番授業 小学校5年(鷲見辰美編著)

 教科書に基づいた展開でありながら、実験・観察を通して実感的な理解を図るための、典型的な指導例が示されている。

 確かに「定番」として、参考になる実践がたくさんあった。それぞれの学年ごとに1冊になっている。

理科 ポイントと授業づくり(新世紀型理科教育研究会編著)

 編著者名はなにやら仰々しいが、このシリーズは、新学習指導要領解説の執筆協力者が中心となって編集しているシリーズ。現時点では、もっとも学習指導要領の思想を反映した、一次資料的実践事例集である。

 冒頭に、新指導要領における理科教育の考え方についての解説があり、各学年の目標とねらいが示され、さらに各単元の全体計画例が示されている。

 理科では、3年「比較」、4年「関係づけ」、5年「条件統制」、6年「推論」が各学年のキーワードになることなど、重要事項が端的に示されていて、心地よい。内容と厚みの割には値段も安い。

 総則編もよかった。記事はこちら

2009年9月26日 (土)

休日出勤と結実実験の受粉と

 午前中から出勤。地域の交通安全協会のイベントがあり、学年から1,2名ボランティア参加していたため、職員室は、さながら平日のようだった。

 國香さん、渡辺さんと、某件についてランチミーティング。再び職場に戻って、仕事。そこそこなところで帰る。

 プール横のヘチマ棚で、結実の比較実験をしているつぼみが咲いていたので、受粉させてみた。袋をはずして、筆で受粉させ、再び袋をかける。サッカー練習に来ていたクラスの子どもに出会ったので、手伝ってもらった。うまく実験が進むとよいのだが。

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 ちなみに、今日は、誕生日だった。ン歳と相成りました(笑)。

2009年9月25日 (金)

環境授業と公開研資料の検討と

 音楽、算数、図工、図工。午後は、シャープとNPO気象キャスターネットワークによる、環境授業。午前中は、1,2組が受講し、午後は、3,4組が授業を受けた。

 

 本校5年生は、総合的な学習の時間に、「エコでささえるわたしたちの未来」をテーマに1学期より学習を積み重ねてきた。

 今回は、これまで学習してきたことを確かめるのと同時に、自分たちの課題がこれでよいのかを見直し、さらに学習を進めるきっかけとすることを目的に、授業を開催することになった。

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 内容は、

  • 地球温暖化の原因とこれからに関するお話(気象予報士)
  • 新エネルギーの種類とこれからに関するお話(シャープecoナビゲーター)

ということで、それぞれ、45分ずつ90分の授業だった。

 それぞれ、前半は、テーマに関わるメインの話、途中に実験をはさみ、後半にまとめの話、といった、3部構成となっていた。話もわかりやすく、内容も展開もよく工夫かつ洗練されていた。

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 シャープ社は、社内でこのような活動に従事するための資格(ecoナビゲーター)をもうけているようだ。国内に何百人といるようだが、富山県で、この環境授業を受けた学校は、ここ数年間で本校だけのようなった。

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 環境問題に関する取り組みは、国はもちろん、このように企業も相当さまざまに工夫している。専門家から話を聞くことによって子どもたちの理解は、より実感を伴ったものになったと思う。

 

 放課後は、授業力向上公開研資料の検討。修正点がかなりはっきりしてきたので、あとは各自が対応することに。今年もよいものになりそうな予感。

 さらに、各部長が集まって公開研資料の編集会議。内容の構成とページデザインの確認。

2009年9月24日 (木)

交通安全パレードと観劇

 交通安全パレードに参加する子どもたちの引率のため、7:20に関係職員が集合。校長先生号に同乗して天正寺交差点へ。イベント後、子どもたちと徒歩で登校。

 理科、理科、算数、音楽な午前。午後は、観劇。劇団「風の子」による、「とべ!夢飛行機」。演出のおもしろさと舞台装置の工夫で、子どもたちはたいそう楽しんだ様子。

 放課後は、授業力向上部会で配付資料の検討。終礼後、再開し、共通理解事項を確認。

2009年9月23日 (水)

どの子も発言できる力がつく授業づくり(上條晴夫)

 授業成立の基礎技術と銘打たれたシリーズの6巻目。子どもの質問力、発言力を高めるための、教師の手だてが様々に示される。

 それも、隣同士で話し合ってごらん、と言っても子どもが動かないときにはどういう言葉をかけるか、スピーチの内容がいけてなかったときにどうするか、といった、一段階深い指導の事例がたくさん出ている。

 

 教師のちょっとしたパフォーマンスで、子どもが考えるようになったり救われたりする。かなりニッチな指導を集めた本だが、そういう指導の有無が学級経営の成否を決めるのだとすると、本書は大変重要な内容を示している。

 できることは、明日からやろうと思わせてくれる1冊だった。

考え・表現する子どもを育む理科授業(森本信也編著)

 11月の公開研では、理科の授業をする予定。というわけで、理科指導に関する本を大量に買い込んで読んでみた。その中の1冊。

 理科指導のキーワードは、実感を伴った理解。単に、理解するだけではなく、観察・実験といった体験を通して、確実に理解し習得するところが、理科では重要だ。本書では、表現する活動を通して、実感を伴った理解を、体験や生活と結びつけて考えさせようと試みている。

 溶解をイメージ画でかかさせるくだり、天秤のつり合いを算数的な計算だけではなく、手にかかる感覚で表現させるくだりは、かなり参考になった。

 

 表現することは目的ではないが、理解を確実なものとするためのは、表現できるようになっている必要がある。

 本書では、かなり子供らしい言葉による表現が随所で見られる。言葉がつたなくても、科学的な視点で表現してあれば良しとするか、ある程度、科学的な表現まで高めるのを良しとするか、そこがまた迷うところだ。

「活用型」学習をどう進めるか(浅沼 茂編著)

 新学習指導要領では、「習得」と「探究」をつなぐものとして登場した「活用」。その「活用型授業」に対する様々な考え方をまとめた1冊。

 戦前教育に範をとるものから、PISA調査における思考力の分析まで、内容はホントに様々。セオリーではないにしろ、「活用型」のとらえ方が、多様であることはわかる1冊。

家庭学習の知恵・三訂版(辰野千寿:図書文化)

 効果的な学び方・学ばせ方の家庭教育版。これも、初版は、1969(!)年とかなり古いが、当時の子どもたちがいかによく勉強していたか、当時の常識がどれほど高みにあったかが伺われる1冊。

 家庭で学習する時間は、1年生で30~1時間、(中略)5年生以上は2時間から2時間半ぐらいが適当でしょう。などと、簡単に書いてるのだから恐るべし。

 日本人が忘れてしまった勤勉さを振り返るには、とてもよい1冊。今、本書と同じことを行おうとするのは、かなり難しいが、それでも、理想のモデルにはなり得ると思う。

 上手な授業の受け方や本の読み方、教科の勉強法など、今改めて読み直したらけっこう役立つ不易な情報がかなりある。

効果的な学び方・学ばせ方・改訂版(辰野千寿:図書文化)

 故きを温ねて新しきを知る。元上越教育大学長が、壮年期たる30年前に表した1冊。

 「学習の働き」とは何かといった、きわめて初歩的で単純なことから、学習理論に至るまでを、具体的な事例を挙げながら、大変わかりやすくレクチャーしている。ひょっとして、学生向けの本?

 学習意欲のない子どもに対して、考えられる原因を整理して箇条書きしたあったり、飽きるとはどういう働きかを、具体的な事例を挙げて説明してあったりと、古典的だけれど必要な知識が満載。

 知識、技能や態度の学ばせ方まででていて、今となっては、やや古めかしい言い回しもあるけれど、ずっと大切にしていきたい不易なことがよくわかる。

全国学力テスト(志水宏吉:岩波ブックレット)

 某社のM氏のブログに紹介してあったので、買って読んでみた。

 60年代に実施された学力テストの結果と分析、今行われているテストの結果といくつかの分析をもとに、このまま行けば、学校の序列化を招くことを憂えている。皆調査をやめて抽出調査にしたり、10年に1回程度にして、間の期間は、結果分析や国語、算数以外の教科にあてたらよいのではないか、という筆者の主張には、頷けるところも多い。

 同じように全国学力調査を実施し、前学校の結果を公開しているイギリス(イングランド地方)が、みるみるうちに「ビジネスライク」で「せちがらくなった」ことを事例に、日本の学校の行く末を憂う筆者には共感できる。

 教育社会学者の筆者は、学力テスト自体は、とても役立つと感じているが、問題はその実施方法にあるということだ。

 

 それにしても、60年代テストの結果が、無視できないほどの地域差を示していた(例えば、都市部住宅街と地方漁業地域での数学が約20点差だった)ことを考えると、現在の地域差は、有意差がないほど圧倒的に縮まっている。

 こういうデータを見ると、マスコミが喜ぶ都道府県ランキングは無意味どころか弊害のほうが大きいと思われる。

 

 どこの教師だって努力はしているのだ。しかし、努力だけではなかなか力を伸ばせない要因を持った子どもは年々増えている。

 増して、子どもの後ろにいる保護者をもサポートしなければいけないような地域では、教師の努力だけでは支えきれない。それらをフォローするための学力テストであれば良いなと思う。

小学校国語科「活用型」学習の授業モデル(大熊 徹編著:明治図書)

 国語科の中で、新学習指導要領に示された「活用」の概念をどうとらえたらよいかを示した1冊。

 最初に、国語科における「活用型」学習を次の3つのタイプに整理している。

  1. 国語科で習得した基礎的・基本的な知識・技能等を実生活(日常生活)で「活用」する。
  2. 国語科で習得した基礎的・基本的な知識・技能等を国語科学習で「活用」する。
  3. 国語科で習得した基礎的・基本的な知識・技能等を他教科等の学習に「活用」する。

 これらは、組み合わせて実践されることもあること、学校知と生活知との総合化を図るという視点ももつと良いことなど、単に国語科にとどまらない視点で論が展開されている。

 

 国語科というと、具体的に何を身につけたと言いにくい印象があるが、本書では、例えば、低学年の「話すこと・聞くこと」領域でできるようになることが、具体的な指導の工夫とともに示されている。

 これまで読んだ、国語の指導法関連書籍の中では、一番納得でき、一番わかりやすかった。

誰でもできるエネルギー教育入門(有田和正:明治図書)

 社会科の大家有田氏が、中部電力の依頼を受けて、社会科の中で行うエネルギー教育の実践事例を示した1冊。

 エネルギー教育といいながら、発問・指示の作り方や板書の工夫など、授業つくり本になっている。

 コンセントに差し込むプラグにあいている穴の秘密、教材を見る目の鍛え方など、学習内容を身の回りの教材と結びつけて考えることで、生活とつながった理解を促すための具体的な手だてが、いくつも垣間見える。

 保護者のみなさんが読んでもけっこう分かりそうな、授業作り指南書だった。

「教えて考えさせる」理科授業の改革(小林幸雄)

 TOSS本なので、市川伸一氏らが提唱している「教えて考えさせる授業」とは、毛色が違うが、理科教育のキーワードである「実感を伴った理解」を何とかしたいという、願いと工夫がふんだんに詰まっている。

石けんを使った水酸化ナトリウムの指導、実験の役割分担を明確にする指導は、実践してみたいと思った。

2009年9月22日 (火)

堀田先生と公開研の授業について話した

 午前中は、わが家の子どもたちと常願寺川へ。 川に入ったり、流木でたき火をして、マシュマロやウインナを焼いて食べたり。短い時間だったけれど、楽しめた。

 午後は、富山入りした堀田先生を空港までお出迎え。車内とホテルのカフェで、公開研授業についてディスカッションした。堀田先生に相談すると、大事なことはすぐ決まる。とはいえ、ここから形にするのが大変なのだが。

2009年9月18日 (金)

宿泊学習3日目だけど終わってから光陽小へ

 宿泊学習3日目。今日の活動は、「お宝さがし」。暗号を解いて、問題のある場所を見つけ、その問いに答えると、7つの文字が浮かんでくる。その文字を並べ替えると、お宝のありかがわかるという、ゲーム的なフィールドワーク。

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 自分は、「ヒントマスター」として、場所を示す暗号が解けないグループに、ヒントを提供する役割を担い、村内をうろうろしていたhappy01

 ヒントをもらう際に、3つの言葉でわたしを誉めてから頼むように、と課題を課したのだけれど、意外と言葉が出ないのに驚いた。先生を誉めるというシチュエーションになれていないとはいえ、日頃あまり人を誉めることがないからだろうか。

 一方で、誉め言葉として、「厳しい先生」「優しいときは優しいけど、ダメなときにはビシッという先生」をあげるなど、ツボを心得た子どももいて、なかなかおもしろかった。

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 昼食後、そのまま、職員で宿泊学習の反省会。退所式。学校帰着は15:20頃。予定通り、すべての活動を無事終えることができてよかった。

 

 学校から持参した宿泊の荷物を解く。不在の間に、今年度導入機器の搬入があった模様。シャープから、環境授業に使う荷物も届いていた。さらに、修理に出していた、実物投影機も戻っていた。

 16:00~、生活規律、基礎基本部会。自分は、後者に参加。終了後、各部会の部長と、資料本の編集会議。

 

 退勤後、光陽小へ。三日市さんが月末に行う小教研研究授業の打ち合わせ。単元構想の確認やら、本時の展開やら、小教研の研究内容とのすりあわせやらで、終わってみれば、20:30。

2009年9月17日 (木)

宿泊学習2日目

 今日の活動は、牛岳登山(全日)、キャンドルサービス。

 久々の登山は、なかなかハードだった(涙)が、天候に恵まれて、楽しく登頂できた。参加した子どもたちは、全員山頂にたどり着き、その表情はさわやかだった。

 キャンドルサービスは、ほとんどの子どもにとっては、初めての経験。暗闇の中で静かに揺れるキャンドルの炎を見ながら、まじめなで真摯な気分で参加できた様子なのが、よかったと思う。

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2009年9月16日 (水)

宿泊学習1日目

 富山市子どもの村へ、宿泊学習。1日目は、野外炊飯が2回と、ナイトハイクというプログラム。

 野外炊飯のメニューは、お昼に焼きそば、夜にカレーライス。仕事を分担して、手際よく調理している姿に感心。

 新聞紙1枚で薪に確実に火をつける方法を、全体に指導したところ、すぐに火が着いた。材料が切り揃った頃に着火したので、少ない薪で短時間に、調理ができた。2回の野外炊飯で、各班に4束の薪を用意していたが、2束ですんだ。

 こういうところにも、教師は、端的な言葉で指示説明をする、子どもは、話をちゃんと受け止めるといった、日頃の生活規律の指導の効果が現れていると感じた。

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2009年9月15日 (火)

校内研で1年算数の授業

 授業力部会の公開授業。今回は、1年道下級の算数。「5-3+2」のような、3つの数の加減が入り交じった計算を学ぶ。

 前時までに、「バスに『のりました』」は足すこと、「バスから『降りました』」は引くことだという文章問題の意味や、「1+2+3」「4-2-1」のような足すだけ、引くだけの計算の仕方が、しっかり習得されており、本時は、それをしっかり活用した学習だった。

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 本時で、わかったことは以下のようなこと。

  •  ブロックを使った、具体物の操作を繰り返し行うことで、数の概念がイメージとして獲得されていくこと。
     
  •  「5-3+2」から「10-3+2」のように、ステップがあがったときには、そこでも、ブロックで具体的な操作を体験させることが必要なこと。
     
  •  教科書の例題と、練習問題の間には、ステップがとんでいることがあるので、そこを教師が読み取って、ステップを埋めるような指導をすることが大事なこと

 それにしても、1年生の教科書は、行間に埋め込まれていることが多すぎてなかなかに読み解くことは難しい。

2009年9月13日 (日)

環境問題に関する本を読んだ2

 環境問題を巡る諸説は紛々としている。

 二酸化炭素が地球の温暖化を招いているというのが、企業活動や政府の政策の背景となる理由だが、どうも、科学界にはそれに対する反論が少なからずあるようだ。

 温暖化は起こっていないとする説。起こっているけど、それは、地球の温暖化寒冷化のサイクルの一部に過ぎないとする説。極の中心部ではむしろ寒冷化が進んでいるとする説。etc・・・。

 温暖化が起こっているにしても、その原因は、大気中に二酸化炭素よりもはるかに多く含まれる水蒸気の影響が大きい。だから、二酸化炭素をどうこうしても無駄。二酸化炭素云々するのは、環境ビジネスを支援するためであるとする、うがった説もある。

 

 もともと寒いツンドラ地帯を国土に抱えているロシアやカナダなどは、温暖化することでかえって農地が増え、国が豊かになるからうれしいのではないかとか、そもそも環境問題なんて豊かな先進国が考えることで、生きることに精一杯な発展途上国に、二酸化炭素が出ないような設備を設置せよと呼びかけるのは、無茶な話だとか、そうだよなぁ、と考えさせられることが一杯だった。

 後者なんて、「パンがないなら、ブリオッシュを食べればよいのに」と民衆にのたまった、フランス革命直前のマリー・アントワネットに近いものがある。

 

 雪国富山に住む者として、自分が子どもの頃に比べれば、冬が温暖になっていること(積雪がずいぶん減った)や、夏が高温になったこと(昨年、一昨年と猛暑日は富山にもよくあった。今年はなかったけど)は、実感している。

 また、化石燃料によってつくられるエネルギーを無駄にしないこと、つまり、二酸化炭素を削減することは、間違いなくした方がよいことだと思う。

 要は、目的を見失わないこと。言われるから環境問題に取り組むのではなく、学んだことから、自分で判断して向き合うことが大事なのだということだ。うーん、メディア・リテラシーだなぁ。

  

 上記の記事の参考にしたのは、以下の3冊。

 

  •  地球温暖化は本当か?(矢沢 潔)
     

     
     
  • 環境問題のウソ(池田清彦)
     

      
     
  • 環境問題の基本のキホン(志村忠夫)
     
     
     
     

環境に関する本を読んだ

 夏休みからずっと、だわだわとたくさん本を読んでいる。けっこうお役立ち本もあるので、ご紹介。

 自分は、総合的な学習の展開を考えるときに、必ず関連する本をある程度買い込んで、読むことにしている。今年度のテーマは、「エコで支えるわれわれの未来」。

 

 地球温暖化、森林破壊、二酸化炭素問題など、今、地球を取り巻く環境の問題についてのお題目は、巷にあふれている。しかし、実際に何が問題なのか、そもそもの、それは本当に問題なのか、といったことに関しては、それほど議論されていないように思われる。

 思いこみだけではなく、そういった周辺情報を、指導する立場の教師が知っておかなければ、実践には奥行きも正当性も生まれないと思う。

 

 というわけで、いろいろ読んでみたが、どれも興味深かったので、まとめてここに掲載。

「脱「ひとり勝ち」文明論(清水 浩)

 筆者は、電気自動車「エリーカ」の開発研究者。21世紀の文明モデルを打ち出して、日本が世界をリードしていこうとする主張が心地よい。

 20世紀の文明モデルは、化石燃料をエネルギー源とする力学、電磁気学に支えられてきたが、21世紀の文明モデルは、太陽光をエネルギーに、量子力学に支えられる。この方法ならば、先進国だけではなく、世界全体が豊かになれる。というのが主張。

 

 パラダイムを大きく変えるのは、人間の(特に日本人)のあまり得意とするところではないので、このような劇的変化を期待することは難しいが、この本に書かれていることの幾ばくかでも実現していけば、未来はとても明るくなること請け合い。

 読んだあと、幸せになれる。環境教育に直接関わる本ではないが、一番おもしろかったのは、この本だった。

 

「環境教育 善意の落とし穴」(田中 優)

 環境問題の解決のためには、日頃の心がけが必要、とする精神論的環境教育に警鐘を鳴らす一冊。

 ゴミにしろ二酸化炭素にしろ、もっとも多く排出しているのは産業界なのだから、企業等の取り組みが実際行われているかを検討せず、自分たちのくらしのことばかり考えるのは、竹槍を持って爆撃機に立ち向かおうとするのと一緒ではないか、という作者の主張は、なかなか説得力がある。

 環境問題は多面的にとらえる目が必要。各自の心がけも必要だが、一方で、社会全体で問題を解決していくという視点を持たないまま、学習を進めてはいけないということだろう。

 食料援助が援助先の農業(=産業構造)をつぶしてしまう話、科学の発達が問題を解決する、という神話が、問題を先送りにしているという話、新エネルギーではない「地熱」と「小規模水力発電」で日本のエネルギーの半分は賄えるという話。どれもこれもが興味深い。

 

 以上2冊は、環境教育に関わりなく、教養として読んでも楽しめる本だった。

2009年9月12日 (土)

GSとレインウエア雑感

 GSで給油。最近、ふたたび石油が高騰してきて、普通のスタンドで131円/1L、セルフスタンドで128円/1L。家内の行くスタンドでは、ICチップを内蔵した支払い専用トークンをかざすと割引になる上に、土日給油の割引券があると、125円/1Lになる。満タンにしても、250円ほどの差だが、一般スタンドはやりにくいだろうなぁ。

 午後は、宿泊学習用のレインウエアを探し求めて、スポーツ用品店巡り。3軒回ったが、けっこう品薄で、望みのモンベル製品は手に入らず。購入したバイレスの製品は、少し重めだが、値段もその分安かったし、たたんだサイズも小さいので、よしとしよう。

2009年9月11日 (金)

全体研で11月までの取り組みの確認

 朝活動に、学習発表会のピアノ、ティンパニー等のオーディション。楽譜を配って2日間だったが、かなりの時間をかけて練習をやり込んでいる子どもがいて、その意気込みに驚く。 

 全員を合格させたいところだが、人数の制約がある以上、それもかなわず、学年の先生方と相談の結果、担当者を決めた。あとで聞いてみると、ショパンを弾いたり、ドラムスのスティックを自前で持っていたりと、キャリアの上にさらに練習を重ねた子どもが合格していた。

 

 国語、算数、社会といった教科の授業の合間に、学習発表会のパート決定、クラブ希望調査、自動車文庫など。IUKに、実物投影機、プロジェクタの修理依頼。給食後は、簡易清掃のあと、6年生の合唱発表会。16日にオーバードホールで行われるコンサートのリハーサルだった。北日本新聞の取材も受けていた。6限には、宿泊学習の式関係の内容と流れの確認。

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 放課後は、全体研修会。各部会から、公開研に向けて、もう一度各自が取り組むこと、部会で取り組むことの確認。初心に返って、着実な実践を行うことを、確かめ合った。

 さらに、授業力部会は、道下Tの授業の事前研。低学年算数は、操作活動を念頭操作につなぐ道筋を見つけることが大事だと思うが、その手だてを具体的にするのは、なかなか大変。熱い議論があった。

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 日直当番だったので、部会を抜けて校内を巡視。シャープに、環境出前授業の打ち合わせFAX。

2009年9月10日 (木)

一日参観とふれあいクラブの最終回

 一日学習参観(と言っても、13:00まで)。家庭、国語、算数、学年と進む。学年では、宿泊学習の詳細な日程確認。

 子どもの村周辺の様子や牛岳登山をイメージできるように、画像で紹介するよう石黒主任から頼まれたので、日程確認の間に、登山ルートの写真をネットで画像を拾ってプレゼン作成。子どもの村Web(数年前、依頼を受けて、わたしがベースをつくったものだ。)とプレゼンを見せながら、5分ほど話す。

 

 5限は理科、花粉の観察。明かりを入れる、倍率をあわせたときに標本を見える位置に置く、ピントをぴったり合わせるなど、顕微鏡の使い方がわかっていたとしても、さらに留意すべきことがたくさんある。手を変え、品を代え、何度も取り組んでみることが大事。今度は、学校の周りの花から、花粉を集めてみようか。

 

 6限はふれあいクラブ。地域の方々の参加を得て実施してきたクラブの最終回。野遊びクラブは、5cm四方の厚紙(土産物のお菓子の空き箱を利用)を使ってのペーパーブーメランづくり。

 手のひらにのるサイズの紙で、集中して作り込み、名前やイラストをかく。残った紙で、マトリョーシカのように、順に小さいブーメランを作り込むのが受けて、45分みっちり活動できた。

 クラブも2年目にはいると、活動のバリエーションが増えてきた。一緒に指導してくださった地域ボランティアのみなさんにも、楽しんでいただけた様子でよかったと思う。

2009年9月 7日 (月)

三種競技記録会の選考会と資料本のサンプルの検討

 宿泊学習のしおりの修正のために、早朝に起きる。いくつか間違いはあったが、とりあえず形になって、起案に回すことができた。

 放課後は、三種競技記録会の選考会。夏休み中の練習に参加した子どもたちの中から、参加を希望する子どもの記録を測定した。得点化して選手を決定することに。

 起案から戻ってきた宿泊学習のしおりの修正。

 公開研の資料本について、石黒先生とミーティング。習得したことを活用する授業について紹介するページの、構成とレイアウトについて相談した。

2009年9月 6日 (日)

「ソングライターズ」で松本隆の講座を見た

 夜、NHK教育テレビで、佐野元春が構成と進行を務める「ソングライターズ」という番組を見た。ゲストは、松本隆。以前、東京出張中に見たPART1と、その後見そびれたPART2を連続で再放送していた。

 PART2では、松田聖子について語っていた。80年代に大きなムーブメントをつくった松田聖子だが、他のアイドルと呼ばれる歌手群とは、全く違ったプロモーションをしていたのは、誰もが認めるところだろう。その当時の動きを、松本隆は「松田聖子プロジェクト」と称した。

 確かに、プロジェクトだったよな。関わっている作家陣といい、できあがった曲のクオリティといい。今も、プロジェクトベースでプロモートされているミュージシャンはいるが、松田聖子は、山口百恵の引退直後だったせいもあるからか、破格の扱いだった。もちろん、彼女自身のそれまでにない個性や実力も、また破格だったからではあるが。

  

 「ビートルズのように、質も量も同時に求めた。」「だから、アルバムを売りたいと思った。」「当時、B面は趣味的な曲を入れる人が多かったが、自分は松田聖子に関しては、どれも本気だった。制服も、スイート・メモリーズも最初はB面だった。」と松本氏は語った。

 佐野元春が、松田聖子プロジェクトに初めて関わったとき、彼は松本氏にこう言われたという。「松田聖子に関わるということは、No1を求められるということだ」。

 それに対して、佐野氏が語ったこともまた秀逸だ。「どうせならこれまでにないものを入れようと思って、シングルをすべて聞いた。そして、ブルースの要素を入れた。ブルースの翳りを」と。そうしてできた曲が『ハートのイヤリング』。確かに、ブルースの香りがする。

 一流同士のやりとりは、かくもせめぎ合っていておもしろい。

 

 「感性を磨くにはどうするか」という大学生の質問を受けて、松本氏は、こんなことも言っている。

 「とにかくたくさんインプットすることだ。毎日1本ぐらいの割合で、1年間に200本以上の映画を見たことがある。図書館のこの棚の端から端までという風に、友達と競い合って全部読んだことがある。使うかどうかは関係なく、そうやって吸収していくと、やがてそれが自分の中で整理されて、必要なことが必要なところにはまっていく。」

 おそらく若い頃の話だろう。しかし、例えば自分が今から何か新しいことに対し、ひとかどの感性を得るには、このぐらいのことはしなきゃならないなと、この話を聞いて思った。

 

 松本氏は、すべての楽曲を瞬く間に自分のものにしてしまう松田聖子を「天才」と称したが、彼自身もまた、天才の域にあるように思われる。

 この二人が、年を重ねた今、再びコラボレートすることがあったら、またさぞかし素敵な大人の音楽ができあがることだろうに。

2009年9月 4日 (金)

研究推進委員会があった

 放課後は、研究推進委員会。昨日の研修会や堀田先生、高橋先生の指導をもとに、公開研までに点検しておくこと、資料本の内容等について確認。

 方向性が定まってきたので、あとは、作業レベルで行うところと、実践として日々重ねるところとを、うまくリンクさせつつ明確にしながら取り組んでいくことになる。

 

 文溪堂より、学校訪問の依頼。10月1日に受けることに。文溪堂は、本校の実践を見て、「チャレンジ漢プリっこ・計プリっこ」に入っている、フラッシュカードの画面切り替え速度を、大幅にアップさせた。今回は、筆順シミュレーションが改変されているらしい。どう変わったのか楽しみ。

2009年9月 3日 (木)

堀田先生と高橋先生を招いての研修会

 堀田先生、高橋先生を迎えての、校内研修会デイ。全教員による基礎基本のモジュールの指導、生活規律部会から、鉛筆の持ち方指導、授業力部会から、1年国語、3年社会、6年算数の授業を参観いただいた。

 自分は、今回は、45分の授業はなかったが、何度回を重ねても、ほりたん「査察」は緊張する(涙)。

 とはいえ、公開研に向けて、大変実りの多い時間となった。夏休み末に晴れはじめた霧が、今回の高橋先生、堀田先生の講話ですっきり晴れた感じ。

 

 終了後、使えなくなっていたコンピュータ室のスキャナの再設定。文科省関係の原稿の校正。

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