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2010年11月25日 (木)

社会科の授業研・空襲の被害を理解する

 6年社会科の部会授業研究。太平洋戦争末期、空襲によって人々がどのような被害を受けたかを、具体的に理解することがねらいの授業だった。

 事前研で教科書を読み解き、この単元は、以下の3つの節に分かれていることを確認していた。

  1. 日中戦争から開戦後、ミッドウェー海戦に至るまでの主な歴史の概要
  2. 戦時中の人々のくらしが、戦争の影響に支配されていたこと
  3. ミッドウェー海戦以後から終戦に至るまでの主な歴史の概要

 本時は、2の終末。戦争によって、さまざまな制限を受けながら暮らしていた人々が、さらに戦争に末期に空襲に襲われ、そのもとで、どのような被害を受けるに至ったかを理解する場面だった。

P1020269

 本時は以下のような展開だった。

  1. 教科書の挿絵(東京大空襲の様子)から、何が描かれているかを読み取る
    ・町が炎に包まれてる
    ・人々が逃げまどっている
    ・空に飛行機のような影が見えている
    ・教師「これは、空襲の様子です」
     
  2. 教科書資料(地図)「空襲を受けた都市」を読み取る
    ・東京、大阪など大都市周辺に集中している
    ・全国各地に空襲を受けた場所がある
    ・富山も空襲を受けている
     
  3. 富山空襲を体験した人から空襲の様子を聞く(ビデオ)
     
  4. 空襲の被害について分かったことを出し合う
     
  5. 空襲について考えたことを話し合う(グループ協議)

 

 富山の空襲についての話を聞く必然性が生まれるストーリーができていて、子どもたちの意識が、次第に集中していくのが感じられる授業であった。

 せっかくの体験談は、ライブで聞いた方がよいのでは、という意見もあったが、45分の授業という時間の制約、内容の妥当性を考えれば、ビデオで編集してあったことの方が、本時では効果があったという話に落ち着いた。

P1020261

 語ってくださったのが、学級の児童の祖父ということもあったと思うが、子どもたちは大変真剣に耳を傾けていた。

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 1に少々時間をかけすぎたため、最後のグループ協議の時間が十分確保できなかった。教えるべきはすっきりさっと教え、討論に時間をかけるための、ステップの刻み方(何を教え、何を考えさせるか。どれだけ時間をかけるか)をよりいっそう意識することが課題として残った。ここがまた難しいところではあるけれど。

 討論するさいの投げかけとして、「この時間が始まる前の自分の考えと比べて、考えたこと」「これまでよりも考えが増えたことや深まったこと」のように、考えるための視点を与えることも大事だという議論もあった。

 

 教科書は、その該当ページだけではなく、単元全体を見通すことや前後とのつながりを見ておくことも大事だと、あらためて実感した授業研究だった。今回のビデオは、アーカイブ化し、学校の財産となる資料として、保存しておきたい。

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