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2011年8月19日 (金)

備品の整備と習得したことを活用する場面の学習活動を考える研修会

 午前中は、備品整備。

 体育備品の担当だったが、備品がしまってあるやまびこルームは、体育館への連絡通路工事のため閉鎖中。コンピュータ室の情報機器等の整備を手伝う。古いソフトウエアや使えなくなった周辺機器等の処分。年ごとに結構整備してきたので、処分するものはあまりなかった。

 この夏、デジタル教科書の導入(東京書籍・算数)と更新(光村・国語)、デジタル掛図の更新(東京書籍・社会・理科)、ネットモラル教材の更新(事例で学ぶネNetモラル)が行われたので、それらの媒体を戸棚にしまった。

 合間に、午後の研修ワークシートの修正と印刷、プレゼン修正、学習発表会の劇台本作成。


 午後は、高橋先生@富山大を迎えての、夏季休業中の第2回目の校内研。

 本校では、ここ4年ほど、生活規律・基礎学力の指導法、知識・技能を習得する授業の指導法の研究を続けてきた。

 平成20、21年度は、パナソニック教育財団から特別研究助成を受けての研究だったが、公開研が終わってからも研究は継続しており、校長が替わっても、職員が替わっても同じ体制での指導を維持するよう努めてきた。

 

 この日の研修は、これまでより一歩進んで、「習得したことを活用する学習場面で、全ての子どもが、思考・判断・表現する学習活動」を考えることが目的だった。

 本校では、研究当初から習得する授業と平行して、習得したことを活用する授業についても研究してきた。しかし、実際のところ、どのような授業を構想するかについて、今ひとつ、もやもやしたところがあった。

  

 これまでは、思考力、判断力、表現力が付くとは、どうなることかに、話題が集中することが多かった。でも、力が付いた姿は説明しにくいし、できたとしても個人差も大きい。
どうなったら「付いた」と言えるかも曖昧だ。

 それは、単元、或いは、学期毎、年間など、長いスパンでこそ言えることで、45分の授業の中で、それが付いたかどうかを見るには無理があるように思われる。

 

 そこで、今回の研修では、「力が何か」を検討するのではなく、実際に子どもが思考したり、判断したり、表現したりする活動を考えること、それも、「短時間で、全ての子どもが」、思考・判断し表現する活動を考えることを研修の目標とした。

 思考・判断・表現する学習活動を繰り返し重ねることで、結果として教科の内容に関する、より深い理解が得られ、その過程で思考力、判断力、表現力も身に付くことは、だれもが合意できることだろう。

 この思考・判断・表現する学習活動なら、45分の授業の中で具体化できると考えたのだ。


 研修は、以下の4つのパートで進めた。

 

演習1) 全ての子どもたちが思考・判断・表現する学習活動を洗い出す

 個別学習・ペア学習・グループ学習・一斉学習の4つの形態に分けて、それぞれの形態で効果のある学習活動を考えてみた。

 「ペア学習で考え方を見つける」「グループで考え方をはっきりさせる」などの効果をワークシートに書き出していった。

 「ペア学習は助走」「一斉ではなかなか深まらない」といった発言が、この辺りで聞こえてきた。一方で、個別と一斉の活動はたくさん書けるけれど、ペア・グループの活動はなかなか具体化できない様子だった。

P1060280

 

演習2) 習得したことを活用する学習活動を考える

 3年算数、6年算数から、研究主任(=自分)が選択した「習得したことを活用する授業場面」を提示し、その中で、全児童が思考する学習活動のある授業案を構想してみた。

 思考する活動を授業の中に埋め込むのは、なかなか難しいようだったが、活動そのものを考えればよいので、これまでよりも、具体的な授業の流れを見通せるようになった。

 しかし、ここでも、個別学習と一斉学習をつなぐ、「全員が思考する活動」を織り込むことが、抜け落ちそうになる学年があった。

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演習3) 習得したことを活用する学習活動のある授業場面を見つける

 算数の教科書上の2学期単元から、習得したことを活用する学習活動が起こりそうな場面を探し、どのような学習活動を行えば、全児童が、思考し表現できるかを考えてみた。

 これまでにも、思考を伴う授業は行ってきたはずだが、改めて教科書を見直すことで、
より明確に、思考を伴う授業を進めることができそうだ。

 しかし、先生方は、学習内容や個別学習の内容については、とても詳しく検討できるのだが、やはり、ペア学習、グループ学習の持ち方については、なかなか具体化できなかった。

 まとめの途中で、学習活動を考えるのだと、何度か念押ししたのですが、それでも、ついつい内容検討に入ってしまうのだった。

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講演) 山室中部小の今後について

 高橋先生から、今日の研修の意味づけをしていただいた。

 思考力を育てるとは、思考する学習活動を行うと割り切ること。

 そうすることで、これまで、山室中部が蓄積してきた、生活規律、基礎基本、習熟する授業の指導法の上に、活用する授業の指導法(それは多くの先生が実践可能な汎用性をもつ)を上積みすることができるのではないか、と、今後の学校研究の方向性を示していただいた。

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 思考する学習活動を全員が行うには、ペア、グループ活動が重要になることがかなり分かってきたが、その意図的、効果的な指導法については、まだまだこれからだということも、みんな感じることができたと思う。

 13:30から3時間、ほぼノンストップの長丁場の研修だったが、参加した先生方には、充実した内容だったと感じていただけたように思う。

 

 できの悪い生徒で、何度も高橋研に通って時間をいただいたが、おかげで、充実した研修をもつことができた。高橋先生に大感謝。

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