2014年11月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« 涙 | トップページ | 小中連携合同研修会があった。 »

2011年12月12日 (月)

写真で見る中村西小公開研(授業編1)

 以前に書いた授業編のデータが跳んでしまったので、その復旧版の第1弾。前の記述とは、かなり違ってしまったような・・・(汗)。

 

 公開授業は、13:45~14:30。1校時分だったが、できるだけたくさん参観したいと考えていた。 授業は、確実な習得を中心として意図した「分かる授業」と、習得しことを活用して子どもたちが「表現する授業」とに分けられていた。

 自分の勤務校・山室中部小でも、ここ数年、ICTを活用した「分かる授業」の指導法を研究してきた。それは、教師に寄る活用が中心であり、児童が活用して表現する力を高めようと考えている中村西小の取り組みは、山室中部小の次のステージにあたる。山室中部に行かせる知見を得たいと考えての研究会参加だった。

 

 

【表現する授業】

(1)スモールステップで確実に表現できるようにする

 1年国語「たぬきの糸車」。わなから助けてくれたおかみさんに、たぬきがどんなことを伝えたかったかを考える授業だった。

 該当する場面を全員で音読し、場面のあらすじを子どもたちの言葉を拾いながらおさえ、さらに、自分がどんなことを考えたかをワークシートを読んで振り返りとスモールステップを刻みながら学習が進んでいくので、1年生でありながら、全員の子どもが滞りなく学習していた。

 大画面テレビに挿絵を映して場面を確かめたり、本文を提示して音読したりと、ICTは、ここでは、子どもたちの集中力を高める活用がなされていた。学習内容と指示が明確なので、わかりやすくかつテンポよく授業が進んでいた。重要なのは、何を映すかだけではなく、映した後に何を問うか、であると感じた。

P1010300P1010310

 発表前に、隣とワークシートを交換し、互いの内容を確かめ合っていた。また、授業の終盤では、友達の発表を聴いてなるほどと思ったことを書く時間が設けられていた。その際に、板書されたことを書いてもよいと、日頃から指導を受けていたようだが、これだと、なかなか自分の言葉を見つけられない子どもでも、安心して書くことができる。

 こういう言語活動の機会が、低学年の時期から保障されることが大切なのだと思った。

P1010315P1010392

 

(2)ノート指導で表現の仕方を身に付けさせる

 中村西小では、ノートの記述の仕方を全校で統一していた。

 こういう指導を見ると、子どもたちの自由な発想で奪うのではないかと批判する人がいる。ただ書き写して終わりならば、そうなるかもしれないが、中村西小では、課題を青で囲み、考えを赤で囲むといった具合に書き方の指導を行っているのであって、考えて書く内容は当然子どもたちに任されている。

 書き方に型が示されていることによって、子どもたちは混乱することなく記述できる。その結果、ノートは整理してとれるようになるし、考えるための時間も確保できる。高学年になって、自立した学習を行うためにも、有効な指導だと感じた。

 これは、1年生のノート。

P1010304P1010303

 こちらは、3年生。この子は、鉛筆の持ち方もよかった(写真は、書き終えて、少し力を抜いている状態)

P1010333

 

(3)思考を関わらせる学習形態

 6年算数。場合の数。4チームで試合をしたときに、全部で何試合することになるか、その組み合わせを考える授業だった。

 子どもたちは、組み合わせの求め方を図や表を使ってノートに説明する。教師は机間指導しながら指名し、子どもは実物投影機のSDカードに自分のノートを自分で記録していく。

 時間がきたところで、記録した画像を提示しながら、同じ考えだった子どもに挙手させる。指名を受けた子どもが、その考えを説明するが、画像を記録した子どもとは限らないので、友達の画像を使って自分の考えを述べることになる。

 

 単なる発表会にならず、そこに思考せざるを得ない活動が埋め込まれている。友達の図表を使って説明するという言語活動が、その考えが正しいか、考えを読み取って説明しているかを検証する思考活動になっている。

 この教室では、このような学習の進め方が定番化し、自動化しているので、45分という短い時間にこういう実践が可能になっている。

 現行学習指導要領では、学習内容が増加した一方で、単に教え込むだけではなく、習得した知識や技能を活用し、思考、判断、表現できるようになることを求められている。中村西小のような学習形態を取り入れていくことで、それが可能になると考えた。

P1010344P1010352

 子どもたちの考えは、「どこでもホワイトシート」に書き込まれ、黒板横の空いたスペースに掲示されていた。

 スクリーンがあると、黒板の書き込めるスペースが減ってしまうが、このような工夫で板書の量を工夫できる。これも、参考になった。

P1010354P1010355

« 涙 | トップページ | 小中連携合同研修会があった。 »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 涙 | トップページ | 小中連携合同研修会があった。 »