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2012年1月 9日 (月)

農協の陰謀(山下一仁)

 こちらは、元農水省の幹部官僚が書き記した1冊。『農協との「30年戦争」』を記した岡本氏が、農業者の立場から、農業の現場に対する圧力について書いていたのに対して、本書は、農協が政治に及ぼした影響について書かれている。

 筆者は、TPPの締結で困るのは農業者ではなく、農協であることを、経済的理論の裏付けや、具体的なデータを挙げながら検証している。

 

 生産調整を撤廃し、積極的に農業を行うことで、農業に国際的な競争力を持たせることができるという考え方は、岡本氏に共通する。

 その結果、経営が苦しくなるだろう零細農家を支援するためにあるのが、直接個々の農家に提供される個別所得補償である、という考え方は、山田前農水大臣の著作に書かれていることに共通する。

 おもしろいのは、山田前農水大臣は、TPPに反対の立場を取っていること。立場が違うのに、主張することが同じというのは、どういうことなんだろうね。

 農協の陰謀 「TPP反対」に隠された巨大組織の思惑(山下一仁、宝島社新書)

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