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2012年1月 9日 (月)

TPPは国を滅ぼす(小倉正行)

 「TPPは国を滅ぼす(小倉正行、宝島社新書)」。TPPというのは、農業だけに関わるわけではないが、本書では、主に、農政に及ぼす影響が示されている。

 といっても、基となるデータは、農水省、日本医師会など、TPPを締結することで、権限や特権に対して影響を被る省庁や団体が示している物。

 農水省のデータでは、米の輸入が自由化されると、日本の米の9割が輸入米に取って代わられると言われているが、いっぽうで、世界の穀物市場の動きや、現実に栽培されている品種の多くがジャポニカではないことなど、額面通りには受け取れにくい要素が含まれていることが、他の書籍等には明らかにされている。

 本書は、どうも、反対を正当化するための情報だけ集めたのではないかという印象を持った。TPPと農業の関連について予備知識のない人は、へーっ、と思うかも知れないが、TPPに賛成する人々を納得させるには、物足りない感じがあって、ちょっと残念。 

 とはいえ、反対する人々の見解を知る上では、有用な1冊だと思った。

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