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2012年10月13日 (土)

第43回VHSで学んだこと

 2か月に1度の学びの機会、VHS。今回の成果は以下の通り。

 

キーワード1「資料を読み解く」

 社会科には、たくさんの資料が掲載されている。どの資料を、どのように提示することで、子どもがその内容を確実に理解するか、或いは、社会科的な思考を深めることができるかは、毎回、授業の度にとても迷うところだ。

 特に、ペリー来航図や長篠合戦絵図のような古い絵図は、読み取るポイントが多く、そのどこを提示するのかによって授業の流れも理解度もまったく変わるので、大変迷うところだ。

 それらは、すべて、教師自身がどれだけ資料と読み解けるか=教材研究できるか、にかかっている。今日の模擬授業は、深い洞察に支えられていた。

 

 正寿先生は、絵図の読み取りのコツを以下のように示された。

  1. どの絵にもある共通項と,その絵特有のものがある。
     
  2. 共通項としては、大抵の絵図には土地,建物,人がある。
     
  3. 今回の場合,この絵図特有のものは旗である。旗は各大名によって違いがあるので,それが最後の伏線になる。これらのことは見えないもの(=見るだけでは分からないもの?)でもある。
     
  4. 見えるもので、この絵図特有なものとして鉄砲がある。鉄砲をかまえる人の位置も見る。徳川は柵の前,織田は柵の後ろ。
     
  5. おさえるべきところは見えるものがどういう関わりをもっているかということ。

 

 共通項とその絵特有のものを見る。つまり、他と見比べて類似点と相違点を探るというのは、社会科の授業の中で子どもたちが資料を読み解くときの基本でもある。

 教材研究という言葉は、よく使われる言葉だが、具体的に何をどう見るのか説明できて、初めて「教材研究ができる」といえるのだとずっと思ってきた。

 今回の正寿先生の話は、とてもクリアーで是非、職場の後輩にも広げていきたいと思った。

 

キーワード2「世界はけっこう躾けている」

 ナベちゃんのロンドンレポートでも、高橋先生のフィンランドレポートでも、いずれも、世界の国々では、小学生ぐらいの年齢層の指導では、けっこう学習規律を大事にしていて、習得すべきことは、クリアーに教え込んでいる。ということなのだと感じた。

 もう10年以上前になるが、ケンタッキー州の小学校を視察する機会があって、そのときにも、授業時間中に整然と一斉指導を受けていること、廊下を歩くときには、1列に並んで整然と歩くこと、騒ぐ子どもは問題があると見なされて、取り出されて指導を受けることが印象的だった。

http://sasatto.net/instep/instep.htm

 

 ヨーロッパでも、アメリカでも、実は子どもに対しては、毅然と指導していて、学習態度と基礎基本を身に付けた上で、思考する活動を取り入れているのだと思った。(イギリスでは、相変わらず学習自体は個別化されているとのことだったが)

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