2014年11月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30            
無料ブログはココログ

« 池波正太郎文学を散歩する・聖橋から神田明神編 | トップページ | 第43回VHSで学んだこと »

2012年10月13日 (土)

池波正太郎文学を散歩する・神田明神から旧連雀町編

 池波正太郎は、神田界隈の老舗飲み食いどころにもなじみの店が多かったらしい。神田須田町から神田淡路町にかけては、かつて連雀町と呼ばれていた。江戸時代から、人気の食べ物屋が軒を連ね大変なにぎわいだったという。

 まずは、神田明神下から昌平橋通りを下る。

P1030715P1030716

 この辺りは、神田から中央線に入り込む鉄路と、秋葉原から真っ直ぐ西に進む鉄路とにはさまれた地域。路線の歴史は古く、それぞれの鉄路を支えるガード下にも、歴史を感じる。

 昌平橋。欄干や街灯がとてもレトロ。

P1030717P1030718

 鉄道のガード下が煉瓦造りなのも渋い。

P1030719P1030720

 旧連雀町界隈は、空襲にあいながらも被災を免れた地域。昭和初期の造りのまま営業している食べ物屋が軒を連ねている。新しくなっても、往事の雰囲気を残しているのは、洋食の松栄亭。

P1030721

 池波氏も行きつけだったそば屋「まつや」で、昼食を取ることに。席に案内されたら、偶然にも隣の席に、國香さん、渡辺さんのコンビが座っていた。

P1030722P1030724

 ここは、奮発して天盛り。プリプリした大ぶりの車エビが2本ついた盛りそばだった。

P1030725P1030726

 つるっとしたのどごしが江戸のそばらしい。そば粉の味と香りを十分堪能できる、絶品のそばだった。

P1030727P1030728

 この店は、何と言っても店の構えが素晴らしい。歴史から抜け出てきたような建物がそのままそこにある。味よし眺めよしで、入った価値が十分あった。

P1030731P1030732

 VHSの集合時刻は近づいていたが、ちょっと周辺を散策。いせ源は、天保元(1830)年創業のあんこう料理専門店。昭和時代の映画から抜け出てきたような構えが素晴らしい。

P1030734

 いせ源の向かいには、甘味処・竹むら。昭和初期に開業したもともとは汁粉屋だが、秋には、揚げまんじゅうがよく売れるということで、ちょっと寄り道して味見をすることに。

P1030736P1030737

 テーブルがいくつかとお座敷の席。昔の茶店の造りがそのまま残っている。階段が店先にあるところを見ると、2階席もある様子。桜茶が出てくるところが、並の甘味処とは違う。

P1030738P1030739

 揚げまんじゅうには緑茶付き。要するにまんじゅうの天麩羅、といった感じだが、甘味が抑えてあってあまり脂ぎった感じもない。この季節から冬にかけては、アツアツなところを楽しむのがよいと思った。

P1030742P1030744

 ということで、甘酒、そばと来て、昭和なスイーツでしめたところで、VHSの会場へ向かったのだった。

 

 さらに、VHSの終了後、宮﨑さん@富山と渡邊さん@宮崎に誘われて、鈴木社長@SKSおすすめのそば屋さん、かんだやぶそばへ。すっかり、老舗巡りモード。

 この店も、門を入ると、広い店内を見渡せる昭和の造りをそのまま残している。「○○の若大将」とか「サラリーマン○○」みたいな、昭和の映画に出てきそうな光景だった。

P1030821

 そばと言えば日本酒。もはや帰路なので、今夜泊まりのナベちゃんと一献。

P1030822

 こちらも、つるっとした細身のそばは、のどごしとそのときの香りを楽しむ仕様。同じそばでも、まつやとは全く違ったのどごしと香りがするのがおもしろい。どっちもどっちで個性的だった。

P1030823P1030824

 神田の散策を終えて羽田へ。東京の真ん中に、戦災を逃れた異空間が未だに残っていることを知ったのは、収穫だった。

« 池波正太郎文学を散歩する・聖橋から神田明神編 | トップページ | 第43回VHSで学んだこと »

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 池波正太郎文学を散歩する・聖橋から神田明神編 | トップページ | 第43回VHSで学んだこと »