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2012年12月 8日 (土)

糸杉にエネルギーを受けた&44th VHS

 2か月に1度のVHSに参加のため1便で上京。富山の天候は雨で荒れ模様だったが、羽田は見事な青空。

 午前中の時間を利用して、都美術館の「メトロポリタン美術館展」を鑑賞。ゴーギャン、ゴッホ、ミレーなどの有名画家の作品や、ティファニーのガラス製品、古代エジプトの装飾品など、多様な時代の多様な作品が、テーマ別に集めて展示してあった。

 同じテーマであるとはいえ、時代も作品にもバラバラ感があって、やや「何だかなー」という気持ちになったところで、今回の目玉作品であるゴッホの「糸杉」と対面。

 これが、言うに言われぬ強いエネルギーを秘めた傑作であった。見る方向によって見え方が全く違う。他の作品の平板さに比べて、見る物にぐっと迫ってくる。まるで、死角がデフォルメされたような感じがした。

 この作品1点を見るだけでも、今日、この展覧会に来た甲斐があったと思った。そこまで思える作品に出会えることは、なかなかなないと思った。

 

 午後は、天王洲アイルでVHS。今回の学びは、以下の3点。

1 連れて行ってから手放す

 模擬授業は、算数3連発だったが、教えるべき所は教えて、考えるべき所は考える
という思想で授業を組み立て、何を教え、何を考えさせるかのポイントを明確に意識しているという点が、共通していた。
 

 フラッシュ型教材等で既習事項を振り返る、そのときの事項は、本時の関わる公式であったり用語であったりする、本時の学習課題を押さえる、子どもたちができそうだなと思えるように手本を示すなど、スモールステップで授業が構成され、ここまで示したら全員が考えられるというところまで連れて行ってから、「では考えてみましょう」と手放すので、子ども役の先生は、自動的に考えざるを得ない羽目になっていた。

 しかも、教師の投げかけ方が、子どもたちに今までできたことを問いかけるような言葉がけなので、子どもの立場だと、自分で考えていったような気分になれるし、問題が解けたときの達成感が、凄く大きくあった。

 展開(=活動)がシンプルな分だけ、考えるべきことがはっきりするのだと思う。

 この辺りの考え方は、先日拝見した出川小実践にも相通じるところだし、数年前、自校で公開研を行ったときに、活用の授業の考え方として、当時、堀田先生から指導を受けたことでもあった。

 分かることと、実際にそういう授業を構成できるようになることはまた違ったことです。活用=シンプルになおかつ全員が思考する場面のある授業を実践できるよう、これからも意識していきたいと思う。

 

2 犠牲も伴うと覚悟を決める

 学校には実にたくさんの課題や要求があり、それらを全て実践すべく、わたしたちは、日々奮闘している。学校の中で行われていることは、全て、子どものためになる、「やったらいいこと」ばかりだ。でも、今のままさらに「やったらいいこと」が増え続けていったなら、いつか破綻することは必至だと思う。

 となれば、われわれも、何かを方策を求めなければならない取捨選択も一つの方策だし、ICTによる効率化も一つの方策だ。

 習得すべきことはクリアーに教える。思考すべきことはクリアーに考えさせる。そういった授業法の確立も、方法の一つだと思う。

3 全校一貫のその先

 学習の規律は、全校一貫で取り組むことで、その効果を上げ、子どもたちの落ち着いた学習態度を作り出すことが、山室中部小での公開研を皮切りに、山の手南小、出川小での実践でも示されてきた。

 学級単位ではなく、学校全体で決める。決めるだけでなく、確実に実践する。そこが肝であり、一番大変なところでもある。

 ところが、一端実践され始めたことでも、年を経て人事異動が行われると、思想や指導法がなかなか伝わらなくて、ほころびが出始める。
 
 

 それを解決する次のステップは、「市ぐるみ、地域ぐるみ」ということだろう。人事交流の行われる範囲で、共通した学習規律があると、例え人が入れ替わっても、同じ指導を継続することができる。

 藤岡では、学習規律を「題目」ではなく、実際に実践させるための手だてが様々に打たれていました。 

 春日井では、出川小の実践の目的や内容を、教務レベルで共有していると聞いた。初任研として、新採の参観も義務づけられていた。地域で、どのように子どもに力を付けるか、
のビジョンが明確にあるかどうかが、学力に差を付けることになりそうだと思った。

 

 

 VHS終了間際に、高橋先生@富山大より、衝撃の情報がもたらされた。雪のため、JRはサンダーバードもはくたかも全休。飛行機も天候調査中とのことだった。

 最終便を予約していたが、すぐに羽田に向かい、チケットを振替。18時の便で富山に向かうも、上空を旋回したあげく、羽田に舞い戻ってしまった。結局2時間の遊覧飛行。明日2便に振り替えてもらって今夜は泊まることに。

 北海道便、小松便も欠航が相次ぎ、ホテルは、羽田周辺から順にどこも満室だった。仕方なく、どうせ遠くなるならとロイネットホテル横浜公園をおさえ、中華街でアルコール消毒。

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