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2012年12月25日 (火)

星を継ぐもの(J・P・ホーガン)

 翻訳SFのベスト1を選べと言われたら、多くの人が迷いなく選ぶであろうハードSFの金字塔。日本での初刊行から35年の時を越えて、いまだに読み継がれているのは、科学的なガジェットに彩られた重厚なストーリーの展開と、あまりにも意外な結末の故であろう。

 

 最近、コミックス化されていたのをちらっと見て、久しぶりに読もうと思ったが、家のどこにも見つからず、やむなく購入。初版でもっていたのに、どこに行ったのだろう(残念)。

 惑星間宇宙船内での会議の最中に、考えを巡らす間を取るためにたばこをくゆらせていたり、コンピュータのモニターがブラウン管だったりと、リアルではすでに物語内の状況を追い越していることろもある。遠隔データ転送網(=インターネット?)や腕時計型の携帯端末など、SFとして登場していることが現実化しているところもある。

 しかし、それらを越えて、いまだ古さを感じさせることがないのは、月面で5万年前の人類の人骨が発見されるという、荒唐無稽なスタートでありながら、その謎を解きほぐす過程にとても説得力があるからだと思う。

 

 1冊読んだら、そのまま勢いで、続編「ガニメデの優しい巨人」も一気読みし、さらに3部作完結編「巨人たちの星」に進んでしまったのだった。

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