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2012年12月 2日 (日)

春日井市立出川小「学習指導」研究発表会(オリエンテーション)

 平成24年11月21日(水)、春日井市立出川小学校で開催された「学習指導」研究発表会に参加した。出川小は開校6年目。周辺に、集合住宅や新興住宅地を抱え、各学年4学級ほどの、かなり大規模な学校だった。

 

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 この公開研は、この周辺を管轄する教育事務所の指定を受け、「学習指導」の具体化、つまり、「子どもに学力を付けるためには教師がどのように指導したらよいのか」についての研究を進めてきた成果を発表する会であった。昨年度より、堀田龍也先生が指導に入って1年と半年余り、研究も先生方の構えも大きく変化したことが伺える公開研究会だった。

 

 会場には、管内の学校を中心に約500名の参加者があった。初任研を兼ねており、そのうち約200名ほどは新採教員だったようだ。

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 初任研を兼ねているということは、「経験の浅い教員に授業力を技術として身に付けさせる」というビジョンの表れだと思う。根拠のない自信ばかりが先走りがちな年代に、地に足 の着いた指導法を身に付けさせることは、とても重要だと思った。

 

 体育館の後ろのテーブルには、お茶が山積みしてあり、参加者を心よりもてなしたいという、心づかいを感じた。堀田先生によれば、お茶を並べて「出川小」の文字にしてあったとか。そこまでは気付かなかったが、そこを後の講演でさらっと紹介する堀田先生の気配りの細やかさにも、さらに感嘆するばかり。

 

 体育館の後ろには、これまでの取り組みがパネルにした展示もあった。学習規律、学習スキルなど、出川小が全校一体となって指導している内容が、具体化、系統化している様子を、見て取ることができた。

 

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 授業に先立って、研究内容の紹介が行われた。

 出川小の研究のキーワードの一つ目は、知識・技能の確実な習得と、習得した知識・技能の活用。習得なくして活用なしを合言葉に、45分1校時の授業の中で確実に習得したり、充実した活用を行ったりするための指導法を明らかにしていた。

 中には、45分の中で、前半に知識・技能を習得し、後半でその知識・技能を活用する授業も構想されており、3学級は、そういうタイプの公開だった。

 

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 研究のキーワードの2つめは、「伝え合う活動」「学び合う活動」を授業の中に取り入れることであった。

 「伝え合う活動」とは、主に自分の考えを周りに説明したり表現したりする活動、「学び合う活動」とは、主に複数のグループ等で考えを導いたり、まとめたり、表現したりする活動のことと定義づけられていた。

 

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 ここでの「伝え合う」「学び合う」は、単に話し合っていればよいとか、関わっていればよい、ということではない。学習のねらいに沿って、教師の投げかける課題に即して考え合い、伝え合うことによって、学級内のすべての児童に思考が促され、本時のねらいが達成される活動を指す。

 そして、児童が思考するためには、その基盤となる知識・技能が必要であると考えている。思考する活動を行えば、あとから、知識・技能がついてくるという考え方もあるが、そのそもそもの思考を行うためには、やっぱり何らかの知識や技能が必要だと考えている。

 

 そういった最もベースとなる知識や技能は、しっかりと習得した上で、それらを活用する授業を行うという考え方は、自分の勤務校である山室中部小が平成21年度の公開研究会以来、面々と受け継いできた考え方に一致する。

 習得なくして活用なし、という言葉が、この後も何度か聞かれたが、まさにその通りだと思った。

 

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