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2013年2月

2013年2月11日 (月)

わかりやすい授業づくりのためのデジタル教科書活用

 富山大学人間発達科学部で開催された「教育フォーラム2013・わかりやすい授業づくりのためのデジタル教科書活用」に参加。

 富山県教委、富山市教委の後援ということで、市教育センターの白石副所長や福満指導主事も参加されていた他、県内の多くの見知った先生方の顔があった。

 また、玉置校長@小牧、吉岡さん@日本教育新聞社など、県内外から約100名の参加があった。勤務校からは自分を含め、9名が参加した。

 

 前半は、高橋先生の仕切りで、模擬授業3連発。デジタル教科書の効果的な活用場面を、国語、算数、社会を事例に3人の先生が模擬授業スタイルで紹介された。

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 後半は、堀田先生の講演。テレビ会議による交流学習などICTを活用した派手な実践の最盛期から始まり、それが日常の授業で地道に活用されるようになってきた経緯や、その背景となるPISA調査の結果、学校教育法をベースにしたニーズの変化などをていねいに解きほぐされた。

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 デジタル教科書が、必然として登場していること、普段の授業スタイルを変えることなく、そのまま取り込まれていくことで効果を上げることなどを、実例を示しながら展開された。いつもながら大変説得力のある話で、その場の多くの先生が納得していた。

 明日は、職場でも感想を聞いてみたいものだ。

2013年2月10日 (日)

まともな日本語を教えない間違いだらけの国語教育(有元秀文)

 とてもエキセントリックなタイトルだが、中身もまたエキセントリック。でも、それでいて、単にあおるだけでなく、国語科に必要な視点を明示しているところに、とても共感できる。

 

 国語の授業は、他教科に比べて圧倒的に時数が多いが、一方で、国語科で何を学んだの?と問われると、一番答えにくい教科でもある。

 筆者は、元文化庁文化部国語調査官・国立教育政策研究所総括調査官なのだが、そういう現実を憂えていることはよくわかる。文学作品の解釈に終始する国語授業に対して、国語科として身につける力を明示し、それを確実に身につけることの重要性を感じているのだと思う。

 前後に文脈を無視した(わざと?)教科書の引用など、つっこみどころ満載な記述もあるが、国語教育を憂える姿勢には共感がもてる。

 実際の指導法に関して、ブッククラブを取り上げているが、それを受け入れるかどうかは、読み手次第ということで。

 

2013年2月 9日 (土)

生まれ変わった東京駅を見た

 1便で東京に到着した後、VHSが始まるまでの午前中の時間を利用して、毎回、ベタな東京ツアーを楽しんでいる。今回は、最近、復元工事が終了して、創建当時の姿を取り戻した東京駅を訪れてみた。

 

 東京出張で、東京駅を通りかかるたびに、一体何の工事だろうと思っていた。太平洋戦争中の東京大空襲で3階以上を焼失した東京駅は、戦後、2階建てに改築されてしまった。創建時のシンボルマークだった駅両端のドームも焼け落ちて、三角屋根に造りかえられていた。

 今回の事業は、最初に完成したときの東京駅を復元することが目的だった。

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 丸の内側の通路には、見どころ案内板が用意されていて、順路も紹介されていた。これに従って、一巡してみた。同じように、駅舎観光を楽しんでいる人はけっこう多く、新しい東京名所になっている感じだった。

 

 以前よりも1階高くなった駅舎は、大変豪壮な感じがした。まだ色合いは真新しいが、しばらく風雨にさらされていけば、重々しさが付け加わっていくことだろう。

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 駅舎中央の正面出入り口。普段は閉鎖されているが、例えば、国賓が利用するといったようなときにでも使われるのだろうか。

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 姿を取り戻したドーム。ごつごつしているが、それでいて丸みを感じるデザインは秀逸。

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 丸の内駅舎のすぐ目の前には、高層の現代建築が立ち並んでいる。このコントラストがおもしろいと思った。

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 ドームの中から天井を見上げたところ。細かな彫刻が施され、とてもシックな空間になっている。

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 ステーションギャラリーでは、東京駅復元工事完成記念展「始発電車を待ちながら」が開催されていた。

 ミニチュア模型を写したような仕上がりの作品で最近人気の本城直季の写真作品や、プラレールをつないで空間アートに仕上げたインスタレーションなど、東京駅や鉄道をテーマにした現代アートが集められていて、コンパクトに楽しめる作品展だった。

 

 ギャラリーを出ると、ドーム下の広場を見下ろせる2階廊下に出る。ドームを支える柱の様子も間近に見ることができた。

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 以前に撮影した東京駅の写真を見つけたので、一緒に掲載しておく。2005年頃の写真だと思う。大手町側の出入り口の様子で、当時はまだ三角屋根だった。

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 外は三角だが、中は、丸いドームになっていた。装飾のないシンプルな造りだったが、これはこれで、威厳があるようにも感じる。

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 駅内に新装されたステーションホテルの中にも入ってみた。といっても、ロビーラウンジ前の廊下からフロントにかけて歩いただけだが。

 かなりエクスペンシブなホテルに生まれ変わったと聞いているが、うわさにたがわぬ豪華さと気品を漂わせていた。

 

 

 これだけまわっても、時間は1時間足らず。けっこう時間が残ったので、スーツを買おうと思って、外苑前から青山まで足を伸ばした。

 お目当ての店の開店は11時。少し早めについたので、どうしようと思っていたら、たまたま半公共的な施設が目についたので、入ってみた。

 

 施設の名前は、「先端技術館@TEPIA」。一般財団法人・高度技術社会推進協会が運営する日本の先端技術を紹介する展示館のようだった。

 カメラの映像から、写された人物の年齢を推定したり、笑顔を認識したりする技術の紹介や、リハビリを助けるロボット技術の紹介など、初めて見たらけっこう楽しめる展示が並んでいた。学校の校外学習も受け入れている様子だった。

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 先端技術は日々更新されていくだろうから、それをどのように反映させていくのか、とか、運営団体の母体は何だろう(企業?政府?)とか気になることはいろいろあったが、見学はそこそこにして、本来の目的地へ。

 

 買い物の方は、Saleには遅く、春物には早いといった感じ。定価で買うなら、もう少し品物がそろわなければ、ということで、あきらめてVHS会場へ向かったのだった。

東京で勉強した

 VHS参加のため1便で上京。午前中は、フリーだったので、新しくなった東京駅を見学(そちらは別の記事に)。青山へ行きSaleでスーツの購入を狙うも、シーズン終盤でサイズ切れでかなわず残念。

 午後、内田洋行の新川オフィスで第45回VHS。毎度のことながら密度が濃かったが、主な学びを記録しておくと、以下の感じ。

 

 

☆「固定的知能感と増大的知能感」(高橋先生)

 これまでの自分の言葉のかけ方は、どうだったかを考え直した。

 近年、あなたはこうしなさい、ではなく、自分はこう思う、という「自分メッセージ」で言葉をかけるよう意識するようこころがけてきた。しかし、今でも、固定的知能感を促す言葉を発することも少なくない。

 場面によって、あるいは、相手によって、意識して使い分けるようにすることが大事だと思った。

 

☆「学校経営の方針を見える化する」(新保校長先生)

 明確なポリシーが学校を変えていく。新保学校で働きたいです(きっと大変だと思うけど。笑)。

 松橋先生の「別の角度からアプローチしている」「意識を変えたいのだけれど、そのために行っているのは、活動だった」というコメントに目から鱗。

 大人に対しても「AさせたいならBと言え(岩下修著)」が大事だということ、むしろ、大人だからこそ、そっちが大事なのだと思った。

 

☆「新しい単元で、まだ何をやってもいいところがある」(笠原先生)

 
 笠原先生の教材研究の深さがよく伝わる授業だった。

・教科書を見比べる
・そのスペースにあった指導の内容と仕方を考える
・動作化する
・シールで可動部を具体化する
・他の教科書にある資料(学校図書のレントゲン写真)を活用する

など、授業を組み立てるときの内容の読み取りや手だてが具体的だった。

1)最初に動いているところを動作化してみせる
2)今日の学習課題を明確にする
3)自分の体に触って、絵に表す
4)可動部にシールを貼る

という手順で焦点化していくことによって、見ることのできない「関節」が見える化していく過程が手に取るように分かった。

 その後の、レントゲン写真の提示だったから、見るだけで分かっていったのだと思う。

 

 

 今まで、見えなかったことや、何となく見過ごしていたことが見えてきた今回のVHSだった。

 

 最終便で帰富。

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