学校研究

2009年12月 4日 (金)

立ち読みページは学校Webサイトに

 実践事例集の購入をお勧めする立ち読みのページを、学校のWebサイト内に置きました。このブログをご覧の皆様には、近隣の方にもおすすめいただければ、幸いに思います。

 http://www.tym.ed.jp/sc112/2009/books/books.html 

 

 山室中部小学校は、パナソニック教育財団の特別研究指定を受け、「日常の授業における基礎的な学力向上のためのICT 活用指導法の開発」をテーマに、2年間の研究を重ねてきました。

 これまでの、研究の取り組みについては、以下の場所に関連記事が掲載されているので、感心がおありの方は、ご覧ください。

 http://www.pef.or.jp/activity/a07_katudou/download/yamamuro_080616.pdf

 http://www.pef.or.jp/activity/a07_katudou/download/yamamuro_081124.pdf

 「空気のように」ICTを使う(日本教育新聞社Web)

 全校でICT活用に取り組む(チエルWebマガジン)

 

 「わかる授業はじめの一歩 第2集」は、本校が取り組んできた、生活規律、基礎学習の時間、ICTを効果的に活用した授業の指導法について、オールカラー・38ページで、具体的に紹介した冊子です。

 本校のICT活用は、教科における一斉指導の中で、教員が使うところに特徴があります。

 公開研は終わりましたが、今でもすべての教員が、ICTを手放すことなく日常的に活用しています。そういう意味では、地に足の付いたICT活用を実践していると、手前味噌ながら自負しております。

 特別な場面で使うわけではなく、ありとあらゆる日常の場面で使う。本校では、ICT初心者だった教員ほど、よりよく活用しています。そのためのノウハウを、実践事例集に掲載しました。

 

 立ち読みのページをご覧いただき、気に入っていただけた方には、ご購入いただければ幸いです。よろしくお願いします。

| | コメント (0)

2009年12月 3日 (木)

鈴鹿の先生が学校を訪問された

 本日、三重県鈴鹿市立一の宮小学校の先生お二人が、学校を訪問されました。公開研は終わりましたが、本校には、ときどきこうして学校への訪問を希望される方がいらっしゃいます。

 本校では、附属小や堀川小のように、常に、学校訪問を受け入れている学校ではありません。ですが、やむを得ぬ事情があった場合、本校の通常の教育活動の妨げにならない範囲で、行事等の重複がなければ、管理職の判断で訪問を受け付けることがあります。

 本当に日常の授業をそのまま見ていただくだけですが、ICT活用もまた日常化しているので、取り繕うことなく授業をご覧いただけます。

 

 この日は、朝の基礎学力の時間に、全学級を。2限には、1,2年生の全学級と、中井級、笹原級の授業を参観されました。

 朝から、子どもたちが大変落ち着き、集中して取り組んでいる姿に、感心していたと聞きました。また、環境が大変整っていること、その環境を教師が活かし、ICTを積極的に授業に取り入れていることにも、驚かれたようです。

 数時間の訪問では、発問・指示の明確化、基礎基本の指導の組み立てなど、具体的な指導のコツなどへの深い理解を得ることは難しいことと思いますが、少なくとも、イメージは持っていただけたことと思います。

| | コメント (0)

2009年12月 1日 (火)

「わかる授業はじめの一歩 第2集」を販売します

 山室中部小では、公開研究会の際、これまでの研究のまとめとして、「わかる授業はじめの一歩 第2集」を発行しました。

 本校が取り組んできた、生活規律、基礎学習の時間、ICTを効果的に活用した授業の指導法について、オールカラー・38ページで、具体的に紹介した冊子です。

Hyousi_thumb_2   Jyugyo1_thumb Seikatu_thumb

 昨年度の第1集は、「ICT活用のるるぶ」となるよう作成しましたが、今年度の第2集は、「ICT活用のdancyu(料理本)」をイメージしました。

 写真だけでも、実践のイメージがつかめるように、でも、さらに深く知りたい方には、文章を読んでいただけるようにといった紙面構成をコンセプトに、作成してあります。

 ご覧いただくだけでも、本校の取り組みを、ある程度はご理解いただけるのではないかと考えています。

 

 いくら言葉で言っても、伝わらないと思うので、数ページ閲覧できるように、立ち読みのページを作りました。

 http://sasatto.net/kenkyu/yamachu2009/books.html

 ご覧いただき、気に入っていただけるようでしたら、ご購入いただければ幸いです。

 第2集は、1冊700円です。(高くてすみません。でも、実費なので儲けは全くありません。)また、第1集も増刷しましたので、合わせて購入いただけます。こちらは、1冊500円です。

 立ち読みのページから、本校あてに申し込んでいただくか、以下のフォームに必要事項を記入し、わたくしSasa(sasa@sasatto.net)まで、お申し込みください。(スパム対策のため、@が大文字になっておりますので、ご注意ください。)

以上、よろしくお願いいたします。

--------------ここから------------------
申込者氏名:
申込者所属:
必要冊数 :第2集  冊   第1集  冊
送り先住所:
送り先電話番号:
領収書  : 必要 不要(該当しない方を削除してください)
備考:(ご質問等があれば、ご記入ください)
---------------ここまで-----------------

| | コメント (2)

2009年11月30日 (月)

本校の公開研究会に参加のみなさんへ(お礼)

 11月13日(金)午後、山室中部小の公開研究会が開催されました。参加いただいたみなさん、どうもありがとうございました。


 

 13日は、天候にも恵まれ、214名(受付で把握している人数)という多数の方に参加いただきました。市内・県内はもちろんのこと、北は北海道から、南は沖縄まで、県外からも、多数の参加がありました。本校の取り組み対するみなさんの期待の大きさを感じました。

 当日は27学級で、基礎基本のモジュール学習公開を、12学級で授業公開を行いました。また、学級閉鎖のため、授業公開できなかった学級では、当日予定していた内容を模擬授業で公開することによって、日頃の研修の進め方をご覧いただくことができました。

 こういった形での公開は、初めての経験でしたが、日常の授業の中で誰もが取り組める実践を志向してきた本校ならではの試みだったと思います。

 参観のみなさんからすれば、まだまだ拙い実践だったかと思いますが、なにがしかでも得られることが、あったとしたら幸いです。


 

 本校の研究は、授業研究にとどまらず、その前提となる、「学習の構え」をつくるための生活習慣、学習習慣の指導法も明らかにしようとしているところに、特徴があると考えています。

 今回、その指導場面を実際に見ていただくことはできませんでしたが、当日資料としてお配りした実践事例集「わかる授業はじめの一歩第2集」の中には、具体的な指導例を提案していますので、そちらを参照していただければ、ありがたく思います。


 

 また、探究活動を伴う学習(総合的な学習)や、児童と児童が関わり合ってじっくり話し合う活動を伴う授業については、本校の研究のフィールドとしていないため、公開研究会ではあえて公開しませんでした。

 ですから、その辺りはどうなっているのかという疑問をお持ちの方も、いらっしゃることと思いますが、もちろん日々の学習の中で実践していることは、他校と何ら変わるところはありません。

 当日の教室環境等をご覧いただければ、そのような活動を伴う実践も行っていることは、多少なりとも感じていただけたのではないかと思います。

 今後も学校Web等で、総合的な学習の成果や、話し合い活動での児童の力の高まりなどをお伝えしていけたらよいなと思っています。


 

 公開研究会は終わりましたが、ICTを活用した授業実践は、本校にすっかり根付き、これからもずっと続いていきます。また、富山市では、すべての学校で本校と同じような環境が整いつつあるという、実態もあります。

 これからも、わかりやすい授業で子どもの力を着実に高めていく実践に努めていきたいと考えています。


 

 公開研が終わったあとは、本校職員の誰もが充実感に満ちた表情でおりました。わたしは情報主任として、みなさんのその表情を見るだけで、大変うれしく思いました。

 わたしが異動してきた平成19年度4月には、本校のICT活用があまりに進んでいないことに愕然としました。コンピュータは古く、プロジェクタは少なくと、あまり機器の整備が進んでおらず、また、職員のみなさんのICTの活用に対する意識も、相当アウェイな感じでした。

 それから、2年半あまりたった今、富山市の英断でICTに関する整備が進み、学校研究でその活用について取り組んだこともあって、もはや、教員の誰もがICTを手放せない状況になっています。

 「環境が整い、それを適切に使う方法がわかれば、よいものは確実に広がっていく」ということの、よい見本になったのではないかと、その点については手前味噌ながら自負しています。これからも、教育の情報化の普及に多少なりとも、役立つことができればよいなと考えています。


 

 それにしても、今は、ほんとに、肩の荷が下りたような気持ちで一杯です。自分では意識していませんでしたが、公開研に向けてわたしなりにけっこうプレッシャーを感じていたんだなと、改めて感じている今日この頃です。

 パナソニック教育財団の特別研究助成に関しては、まだ、最終報告も残っているし、本校のこれまでの取り組みをWeb化して公開する計画もあります。

 まだまだ、終わったわけではないので、さらに、努力していきたいと思います。これからも、本校の取り組みにご理解、ご支援をいただきますようお願いします。

 

| | コメント (0)

2009年11月 6日 (金)

模擬授業研修と国語の習得の授業の検討

 欠席者が多くてずっと保留になっていた漢字チャレンジを実施。練習問題とは違った傾向の問題も出ていたが、日々たくさん練習していた子どもは、動じることなく満点を取る。量も力の内だ。

 合格に1問満たない子ども、合格はしたものの思ったよりも点が伸びずに涙する子ども。悲喜交々だったが、漢字の書ける書けないは、基本的には、練習量に比例するのが、今回の過程と結果を見るとよくわかった。

 6限図工は、昨日の続き。鉛筆による線描。ペンケースの中に陰影をつけ、最後に周りに、ちょっとだけ影をつける。このちょっとだけ、というのがくせ者で、大きく書いてしまったために、ペンケース自体が目立たなくなったものも出始めた。放課後、学年で相談し、ペンケースの周りの影は、作品を生かすためになくす方向で修正することに。


 放課後は、公開研模擬授業研修3件。1年国語「かたかなとひらがな」。3年算数「かけ算のきまり」。6年「比」。

 1年国語は「ツ」と「シ」の違いを習得する時間。最初は、それで1時間?とも思ったが、「ツ」と「シ」の違いの指導を丁寧に受ける機会は、生涯でこの一度きりであることを考えると、けっして多い時間ではない、という大倉学年主任の主張に納得。

 前半は、「ツ」と「シ」のポイントをおさえて1字づつ練習する。ここまでは、かなり練られていてよかったが、後半は、子どもたちが自分で言葉を考えて練習するという、大雑把な流れになっていて、ここが議論になった。

 習得を目指すならば、1字づつ練習した次は、「全員が言葉(シーツ、シャベルなど)をしっかり写し書きする」「ひらがなを見て、カタカナに書き換える(しゃつ→シャツのように)」「イラストなどを見て、自分で言葉を選んで、言葉を書く」と順にステップを踏む必要がある。

 この時間が終わると、すべての子どもが、さんざん「ツ」と「シ」を書くはめになって、確実に習熟しているというのがいいというところに落ち着いた。

 

 算数は、どちらも活用を中心とした授業。取り上げる教科書の内容も、ページは少ないがたくさんの要素があって、何をどういう手順でおさえていくことが、子どもの理解を促すのかという議論になった。

 3年では、文章問題から数字を使って、計算に導く際の、数字の意味の読み取らせ方や、それらを計算に当てはめるときのイメージ化を、どのような発問で行うかがポイントになる。

 いったいどの数字で、何を求めるのかがはっきりしなければ、その先へ進むのは無理。逆を言えば、そこさえクリアにできれば、先の見通しも立つ。

 

 6年は、等しい比を考える時間。4:10と6:15のように、直接倍しただけでは、比べられない比が等しいかを考える。公倍数で考える、一番小さい比にして考える、比の値で考えるなど、いくつかの考え方が出ることだろう。それらのどれをも認めつつ、比の大きさによっては、簡単な比べ方が変わることを、練習問題で確かめる。

 さらに、「一番小さい比にする」ことがあることを指導して、それだけは、全員で試す。練習問題でも確認する。といった流れになりそう。

 習得したことを活用しながら授業が進むが、終末には、その時間に獲得した知識を習得していくイメージ。

 議論が濃くて、とても勤務時間内には収まらず、参加した先生方は大変だっただろうが、その分学びも多かった。

 

 さらに、終了後は、学年で、西田Tの国語の授業の流れを検討。教材は、「ニュース番組ができるまで」。

 国語の、しかも習得を意図した授業というのは、内容も展開も具体化するのが難しく、これまで、何度も積み上げては崩してきた。

 子どもの活動を入れつつ、しかも、ニュース番組ができるまでの過程を、読み取り方の理解も込みで、確実に理解させる。なかなかハードルの高いタスクだが、流れや発問なかなり具体化した。

 月曜日は、模擬授業研修で、さらにブラッシュアップの予定。

 


 終了後、公開研に関する諸案内(会場案内、写真撮影等に関するお願い、学校までの交通機関等)について、Webで公開するための準備。校長先生の承認待ち。

 驚くべきことに、公開研を迎える来週1週間をめがけて、本校に研修を希望してくる先生がいらっしゃると聞く。10日は県東部教育課程研修会だが、その日は、総合的な学習の時間部会への参加を希望されているとのことで、ご一緒することに。

| | コメント (0)

2009年10月 8日 (木)

台風がやってきた

 台風のため、臨時休校。

 午前中は、研究推進委員会。部会で公開研までに取り組むことの確認。全体会で検討事項の確認。さらに部会で、資料本の内容検討。昼食後、さらに、検討。

 学年でミーティング。合間に、糠塚T@船橋市丸山小に「教育の情報化」についてレクチャー。

| | コメント (0)

2009年10月 7日 (水)

山室中部小公開研申し込みはこちら

 パナソニック教育財団の特別研究助成を受けての2年目の富山市立山室中部小公開研は、11月13日(金)に開催される。

 テーマは、「日常の授業における基礎的な学力向上のためのICT 活用指導法の開発」

 公開研のための特別な授業ではなく、教科書を活用した、いたって日常的な授業の中に、ICTを入れ込むとどのような活動が可能になるか、提案したいと考えている。

 また、そういう授業の前提として身につけておきたい基礎的な学力や、生活習慣、学習習慣の指導も、あわせて提案できればよいなと考えている。

 

 実は、しばらく前より、学校Webに申し込みを掲載しているので、関心のある方には、是非参加いただき、忌憚のないご意見を聞かせていただければ、幸いに思う。

http://www.tym.ed.jp/sc112/2009/entry/entry.html

http://www.tym.ed.jp/sc112/2009/yamamurochubu_info1.pdf

http://www.tym.ed.jp/sc112/2009/yamamurochubu_info2.pdf

 どうかよろしくお願いします。

| | コメント (0)

公開研前の最後の招請研修会

 公開研前の最後の招請研修会。3,4限は、全学級による基礎基本の学習。5限は、授業研究。自分も理科を公開。全体研修。堀田先生、高橋先生からは、公開研までに点検することについて指導を受ける。

 堀田先生を送って富山空港へ。さらに、公開研当日の研究発表やパネルディスカッションの内容について検討。

| | コメント (0)

2009年9月27日 (日)

公開研究会の申し込みはもうすぐ

 ここ数日、いろいろな方からメールをいただくようになった。みなさん、やきもきさせて申し訳ない。

 山室中部小の今年度の公開研は、11月13日(金)の午後。今月中に2次案内を公開し、受け付けを開始する予定。

 もうしばらくお待ちください。受付が始まり次第、さまざまな手段を駆使してお知らせします。

| | コメント (0)

2009年9月25日 (金)

環境授業と公開研資料の検討と

 音楽、算数、図工、図工。午後は、シャープとNPO気象キャスターネットワークによる、環境授業。午前中は、1,2組が受講し、午後は、3,4組が授業を受けた。

 

 本校5年生は、総合的な学習の時間に、「エコでささえるわたしたちの未来」をテーマに1学期より学習を積み重ねてきた。

 今回は、これまで学習してきたことを確かめるのと同時に、自分たちの課題がこれでよいのかを見直し、さらに学習を進めるきっかけとすることを目的に、授業を開催することになった。

P1030763

 内容は、

  • 地球温暖化の原因とこれからに関するお話(気象予報士)
  • 新エネルギーの種類とこれからに関するお話(シャープecoナビゲーター)

ということで、それぞれ、45分ずつ90分の授業だった。

 それぞれ、前半は、テーマに関わるメインの話、途中に実験をはさみ、後半にまとめの話、といった、3部構成となっていた。話もわかりやすく、内容も展開もよく工夫かつ洗練されていた。

P1030774 P1030809

 シャープ社は、社内でこのような活動に従事するための資格(ecoナビゲーター)をもうけているようだ。国内に何百人といるようだが、富山県で、この環境授業を受けた学校は、ここ数年間で本校だけのようなった。

P1030811 P1030814

 環境問題に関する取り組みは、国はもちろん、このように企業も相当さまざまに工夫している。専門家から話を聞くことによって子どもたちの理解は、より実感を伴ったものになったと思う。

 

 放課後は、授業力向上公開研資料の検討。修正点がかなりはっきりしてきたので、あとは各自が対応することに。今年もよいものになりそうな予感。

 さらに、各部長が集まって公開研資料の編集会議。内容の構成とページデザインの確認。

| | コメント (0)

より以前の記事一覧