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学年・学級での指導

 

2013年3月22日 (金)

修了式に寄せて

 修了式。この一年、担任した4年生の子どもたちは、ずいぶん変容したように思う。

 


 

 スタートしたときには、整列するだけでも、わらわらわらわらしゃべり続けていた。「わかった人」と問われると、すっと手を挙げたが、「では、何がわかったかを話してもらおう」と言われた途端に、すっと手が下がった。

 指示されて動くことは、得意だった。わかっているふりもできているふりも、とても上手だった。実際、できていると思っていたのだろう。

 

 「とても素直な子どもたちだった」とも言うことができる。そして、それは素晴らしいことだ。確かに、集団では動けていた。しかし、集団の中に埋没して、できた気持ちにだけなっていた子どもも、少なからずいた。

 何かが足りなかった。それは、学年の担任3名の共通する認識だった。

 


 

 この一年の第1の課題は、自立的に考えて行動すること、だった。それも、難しい活動ではなく、並んで移動する、給食の準備や清掃をする、整列して待つなど、日常の生活における単純な諸活動を、目的意識を持って自らの判断で行うこと、だった。

 そんなことさえできない子どもが、高学年になったときに、委員会やボランティア活動などに自立的に取り組めるはずがない。学習の規律や、生活の規律を身につけておくことが、主体的に活動するためのベースになると考えたからだ。

 

 第2の課題は、一人一人が個々に表現できることだった。それも、一人で発表せざるを得ない場面だけでなく、集団の中で一斉に表現したときでも個々が確実に表現できるようになっていること、だった。

 入学を祝う会、学習発表会、卒業を祝う会など演じる場面のある学校行事では、一人一人ができているかを、確実にチェックし合った。教師も見たし、子どもたち同士でも見合った。

 

 総合では、毎学期必ず個々の発表を行った。国語科で、ポスターセッションの方法を学び、総合的な学習では学んだ方法を生かして、保護者や、2、3、6年生に発表を行った。グループ発表だったが、必ず、一人で発表する場面を作ることを条件にした。

 体験的な学習も多く取り入れた。校外学習には、都合5回も出かけた。全員が必ず質問しなければならないと条件付けたこともあった。何を目当てに行くかを決めてから出かけた。活動している最中に、突然目当てを問いかけられても、必ず答えられるように働きかけた。

 

 学習発表会だろうが、卒業式だろうが、主立った活動の前には、必ず目当てを決めてから取り組んだ。無作為に指名して、どんな目当てかを問いかけた。終わった後は、目当てが達成できたかを必ず問いかけた。

 はじめは、目当てを決めるのに時間がかかったが、回を重ねるごとに、短時間で具体的な目当てを決められるようになった。自己評価に過ぎないかも知れないが、回を重ねれば、その評価は客観視されたものになっていった。

 練習は本番のように、本番は練習のように、を常に合言葉に取り組んできた。言葉が意識を高めていくのだ、と、子どもたちの姿を見て確信できた。

 


 

 かくして、子どもたちは向上的に変容した。もはや、式典等で整列するときに、無駄に話す者はいない。4年生の現れるところには、凛とした空気が張り詰めるようになった。

 無作為に指名されても、とまどうことなく、全員の前で語れるようになった。すべての活動に、自信を持って取り組めるようになった。それは、全員でやればできるという安心感ではなく、個々にできることを積み重ねて全員で一つのものに作り上げられるという、地に足のついた自信だ。

 

 もちろん、まだまだできないことはたくさんある。できるようになったことに慢心せず、次の高みを目指して、さらに力を高めていって欲しいと思う。

 本当に、楽しくも、幸せな一年だった。子どもたちにも、保護者の皆さんにも、そして、共に指導に当たってくれた田島T、宮野Tにも、心より感謝したいと思う。

2012年12月21日 (金)

2学期の終業式

 終業式。盛りだくさんだった2学期も終わってみればあっけない。とはいえ、学習発表会、2度の校外学習、学年リレー大会と活動も充実し、教科学習に、福祉をテーマにした総合と、学習内容もとても充実した2学期だった。

 課題は残るが、精いっぱい努力を続けてきた子どもたちをまずは賞賛したいと思う。よく頑張った。

 

 午後は、職員会。学年学級事務。あっという間にに時間が過ぎた。

2012年12月19日 (水)

基礎学力で新出漢字の指導

 昨日の行きがかりで、基礎学力の時間を公開。朝活動の時間と入れ替えて、8:20~8:35まで公開した。思いの外、たくさんの方が参観されて、子どもたちも自分も驚いた。この時期に、みなさん、どうもお疲れ様でした。

 今日の基礎の公開は、新出漢字の指導。以下の流れで行った。

  1. 筆順の確かめ。教師が一度書いてみて確かめた後、指で空書きを3回。1回目は、教師も一緒に空書き。2回目、3回目は、半分ずつ子どもの手の動きを確かめる。

     
  2. 読みの確かめ。音読み、訓読みで呼んだ後、ドリルに書き込む。書き終わった子どもから、漢字を鉛筆でなぞり書き。
      
     
  3. 熟語。教師の例示を全員で読み、ドリルに視写する。座席2列分(教室の4分の1)の子どもは書けたら見せる。熟語の試写が終わったら、筆順をなぞり書きし、さらにドリルの練習マスで練習する。

 

 ここまでで、1字5分弱。この日は、2文字進んだ。

 残った時間で、国語辞典を取り出し、今日練習した熟語から、いくつかを辞書引き。思っていたより時間がかかったのにちょっと焦った。「遠浅」を意識して「とおあさ」と読んだにもかかわらず、「とうあさ」と判断した子どもがかなりいた模様(汗)。

 語彙力をもっともっと身につけなければ、ということで、放課後、4年担任3人で意見の一致を見た。

2012年12月14日 (金)

バスで通勤して気付いたこと

 降雪がひどかった中、1週間バス通勤してみた。負荷がかかる分、運動量が増えたかも。

 

 2学期の総合的な学習では、「だれもがくらしやすい町に」をテーマに、学習を重ねてきた。自分たちの身の回りは、高齢者や身障者にとって暮らしやすいといえるかどうかを考え、その根拠を体験や調査活動を通して明らかにしてきた。

 「だれもが」というのは、最終的には、自分たち子どもも、ひょっとしたら大人も、最終的にはこの社会で生活しているすべての人に帰結すると思っていて、子どもたちにも、そういう視点を持って欲しいなと思っていた。

 バス通勤していると、最新のバスの中には、さまざまなバリアフリーのための工夫がある。車椅子のためのスペースが用意されているし、

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 優先席は、そのステッカーをよく見ると、高齢者、身障者の他、妊婦さん、けがをした人の絵も見える。立って乗るには大変だと思われる人に座ってもらうためだということがよくわかる。

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 高齢者がどこに座っていても押せるように、至る所に押しボタンがついている。ボタンも大きくて押しやすい。

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 押しボタンがどこにでもあるというのは、実は、高齢者に限らず、老若男女誰にとっても便利だ。

 車内中に、手すりが張り巡らしてあるのや、それらがすべてオレンジ色で目立つようになっているのは、高齢者や身障者よりは、立って乗るすべての人にとって便利な工夫になっている。後ろ席の登り口に危険を知らせているのも同様だ。

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 この辺りを切り口に、「だれもが」とは、誰のことか、考えを深めることが可能になりそうだ。

2012年12月 5日 (水)

ほぼ日刊4年生の記事

 ここしばらく、学校Webに4年生の記事をできるだけ毎日載せるように心がけている。このブログの記事は、すっかりまばらだが(苦笑)。

 山室中部小のWebページはこちら。

 

 最初のうちは、毎日たくさんの出来事があって、あれも載せたい、これも載せたいと思うのだが、いざ毎日載せようと思うと、だんだん回が重なるに連れて何だか同じ内容ばかりになりそうなのが、少しつらい。

 イレギュラーなイベントはもちろんだが、できる限り、日常の様子を切り取って紹介したいと思うので、そういう瞬間を切り取って見つめられる目を、意識して持つようにしていきたい。

 

 気をつけていることはもう一つある。学年のページである以上、ある学級だけの出来事ではなく、どの学級でも取り組んでいることを記事にするということだ。

 4年生は、3学期終了後学級編成を行うこともあって、学習経験をそろえておくことに心を砕いてきた。学年一貫して、どのような指導を行っているのかを伝えられたらいいなとも思っているのだった。

2012年10月14日 (日)

学習発表会本発表

 学習発表会本発表。

 2学期に入ってから今日まで、「練習は本番のように、本番は練習のように」を合言葉に、子どもたちは毎日がんばってきた。

 まずは、ボディ・パーカッション。多少のアクシデントはあったが、子どもたちは、とても集中して、最後まで揃ったリズムでの演奏を披露した。最後に、「ヤッ」と声を上げるところは、まるで一人の巨人が叫んでいるかのよう。力強く声をそろえることができた。けっこう、達成感を感じられたのではないかと思う。

 続いては器楽合奏。「こきりこ」は、ゆったりとしたメロディが、マーチの軽快なテンポに変わる編曲。また、リコーダーと鍵盤ハーモニカの掛け合いが随所に出てきて、それが聞きどころだった。

 「ハンガリー舞曲第5番」は、テンポの変化の多い難曲だった。耳なじみのある曲だけに、完成度を上げなければ聞き映えがしないが、子どもたちは、田島Tの指揮によく食らいついてきた。一体感のある、素敵な演奏になったと思う。

 

 出演後は、2限、3限と授業。と言っても、3人の担任のうち2名は、アリーナで係を務めていたので、学年で統一した自習体制を組み、自分が一人で120名3学級を見て回る。落ち着いた子どもたちだからこそなせる技。

 

 午後は、バザー。学年・学級事務。

2012年10月10日 (水)

学習発表会の校内発表(=予行)があった

 校内学習発表会。4年生は、出演順が1番なので、セッティングしてステージ上で待機。

 ボディパーカッションは、緊張のためか、走りに走って崩壊寸前(苦笑)。まだ、十分こなれていないため、自信が持てずに、揃わなかったという印象。それでも、動きのおもしろさは、楽しんでもらえたようで、下学年からは、意外な動きのおもしろさに笑いが漏れた。

 器楽合奏は、ボディパの反省が生きたのか、見事な集中。そつなく演奏しきった。

 こなれるまで、もう一段やり込んでいくとよいステージなると思った。

 反省点は、片付けに時間がかかったことと、衣装の一部であるモールの腕飾りをいじくり回したため、一部がとれて床に散乱してしまったこと。後者については、学年全体にいきわたるまで十分指導した。

 

 5限目は、午前の反省を生かして、練習。6限はふれあいクラブ最終回。放課後は、発表会の反省会と終礼。大人げなかったことを反省。

2012年9月20日 (木)

高齢者疑似体験を振り返った

 2限は総合。昨日の高齢者疑似体験の振り返り。教育実習生が参観。なぜか宮野Tも参観(苦笑)。

 高齢者の大変さを十分感じたことを共有し合った子どもたちだった。実は、そういう苦労を乗り越えて生活している高齢者のすごさを感じていた子どももいたのだが、そういう視点からの話が出せなかったのは残念。

 4限ボディパーカション練習。イメージが出来上がってきて、練習も波に乗ってきた。二拍三連符が登場するなど、なかなかリズムがつかみきれない子どももいるが、おいおい体でわかっていくことだろう。

 放課後は、教育実習生に総合的な学習の時間の趣旨と理念、内容と方法について簡単にレクチャー。

 

 早めに退勤し、CIC1階カフェのミーティングルームで、総合部会の自主研修。次回の部会の内容と運営について検討。

2012年9月19日 (水)

高齢者の疑似体験をした

 総合的な学習の一貫として、理学療法士の先生を迎えて、シニアシミュレーション(高齢者疑似体験)。1限に準備し、2限1組、3限2組、4限3組の順に一クラスずつ体験した。

 平均台の間の狭い道を歩く。3枚重ねたマットを階段に見立て上り下り。マットの上を芝生のような柔らかい地面に見立てて歩く。キャッチボールをする。名前を書く。字を読み取る。cっで音楽を聴く。などを、全員が体験した。

 5限は、学年音楽。今日もフル回転だった。

2012年9月 7日 (金)

着衣泳体験と起案された指導案と

 朝活動の時間は、各学年3組の基礎学力の公開。本来なら、朝活動(金曜日は読書)15分、基礎学力15分と続くが、学期始めには基礎学力互見デイを設けており、公開学級は二つの時間を入れ替えて実践し、他の先生方が参観する。

 本校での在籍の長い先生は、かつて、基礎学力の公開研究授業を体験した方も多く、安定してきりっとした基礎学力の時間を過ごしていた。ここ1、2年で移動してきた先生方も、自分なりのスタイルを身につけて取り組んでいた。

 この時間の指導の目的や、教師の自分自身の振る舞いに対するメタ認知を意識しながら取り組むことで、より充実した時間になるし、教師の指導力の高まりも得られると感じた時間だった。形だけでなく、ベースとなる考え方も伝わっていけばよいのだが。

 その後は、自級で基礎学力(日課表に位置付いた時間で)。公開を終えた田島Tが、参観に来た(苦笑)。

 

 1限は学年で音楽。学習発表会に向けて、「ハンガリー舞曲」(ブラームス)に取り組んでいるが、リコーダーパートはなかなか手強い。ソ♯、ファ♯が入り交じって登場するところがあって、なかなか指が回らないのだ。

 こういうときには、ものすごくゆっくりと(半分ぐらいの速さで)、指使いが正確にできるようになるまで粘り強く何度も繰り返し練習する。できもしないのに指定の速さでいい加減にやっても、決してできるようにはならない。

 ゆっくりした速さで、正確に吹く練習を続ければ、速くなっても演奏できる。ブラスバンドで現役だったときには、100回練習と呼んで、間違えなくなるまで気が遠くなるほどひたすら練習した。小学生にどこまで求めるつもりはないが、ゆっくり確実にできるようになることで、結局は目的の速さにたどり着けるのだということは、わかって欲しいと思う。急がば回れの精神だ。

 

 2限は、着衣泳体験学習。水着の上に衣服を身につけて、水に入る体験をした。プールに入る前に、校内での移動が騒がしく、強く指導を行った。学期始めにはいろいろなことが起こる。

 水の中での歩きにくさを体験し、万が一のことがあっても(本当はあってはならないことだが)、あわてないように振る舞うことを学習した。

 

 あとは、国語、算数、図工×2の一日。

 放課後は、机上に積み上げられた、学校訪問の指導案にひたすら目を通す。全員が授業の中で思考・判断・表現できるように、ペア・グループによる思考・判断・表現する活動を取り入れることが、今年度の学校研究の課題。

 そうなると、単元全体を見通して、どの時間にどういう課題でどういう活動を行うことで、学級の児童全員が思考・判断・表現できるかを、見通さなければならなくなる。本時での思考・判断・表現する活動も、そのときの課題やどこまでできればよいのかという目標を、教師が明示的にとらえていなければならない。

 知識・技能の習得を意図した授業とは難易度がかなり上がっているためか、みなさん、指導案には苦労している様子。

 結局、山は高いまま退勤(汗)。今週は長かった。

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